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県北エリア

  • 第8回 歴史と自然を満喫する平戸・松浦路 2010年01月06日
    第8回 歴史と自然を満喫する平戸・松浦路
     このコーナーでは、長崎県内の歴史を探っていく旅のドライブルートを紹介しています。  今月の注目エリアは『平戸・松浦』。平戸はかつて、「西の都フィランド」と呼ばれ、ポルトガルやスペイン、オランダ、イギリスなどヨーロッパの国々や中国と貿易をおこなった国際色あふれる港町でした。まずは、平戸・松浦の位置をチェックしておこう!   平戸・松浦の位置と歴史  平戸・松浦へのアクセス 今回、一緒に旅をしてくれるのは、 この「旅する長崎学サイト」オリジナルのキャラクターたちです。 平戸・松浦の自然や名物など、いろんなことを教えてくれるよ! さぁ、早速スタート地点の平戸市田平町へLet's GO!! 今回のドライブルート 1日目 道の駅「昆虫の里たびら」(みちのえき「こんちゅうのさとたびら」) ↓車で約5分 たびら昆虫自然園(たびらこんちゅうしぜんえん) ↓車で約30分 平戸大橋(ひらどおおはし) ↓車で約25分 鄭成功居宅跡(ていせいこうきょたくあと) ↓車で約25分 平戸切支丹資料館(ひらどきりしたんしりょうかん) ↓車で約1分 根獅子の浜海水浴場(ねしこのはまかいすいよくじょう) ↓車で約10分 生月大橋(いきつきおおはし)・道の駅「生月大橋」(みちのえき「いきつきおおはし」)・中江ノ島(なかえのしま) ↓車で約1分 平戸市生月町博物館 島の館(ひらどしいきつきちょうはくぶつかん しまのやかた) ↓車で約15分 塩俵の断崖(しおだわらのだんがい) ↓車で約5分 大バエ灯台(おおばえとうだい) ↓車で約40分 平戸城周辺へ 2日目 平戸城下町(ひらどじょうかまち) ↓車で約15分 焼罪史跡公園(やいざしせきこうえん) ↓車で約5分 日本最西端の駅「たびら平戸口駅」(にほんさいせいたんのえき「たびらひらどぐちえき」)・松浦鉄道(まつうらてつどう) ↓車で約10分 大崎海水浴場(おおさきかいすいよくじょう) ↓車で約10分 道の駅「松浦海のふるさと館」(みちのえき「まつうらうみのふるさとかん」) ↓車で約10分 不老山総合公園(ふろうさんそうごうこうえん) ↓車で約15分 調川道路公園(つきのかわどうろこうえん) ↓車で約10分 梶谷城跡(かじやじょうあと) スポットの紹介 1日目 道の駅「昆虫の里たびら」(みちのえき「こんちゅうのさとたびら」)    佐世保から平戸方面へと向かう国道204号を北に走っていると、右手に大きなカブトムシのモニュメントが見えてきます。ここが道の駅「昆虫の里たびら」です。長崎県の県北地域の特産品や農産物がそろっていて、ドライブ途中のお立ち寄りスポットとして人気があります。平戸市と松浦市の観光パンフレットやイベントのチラシなども置いてあるので、情報入手のためにも立ち寄るのもいいですよ。 県立北松農業高校の生徒さん手づくりの“ざぼんジャム”と“にくみそ”。 特に4月下旬頃に出荷される“イチゴジャム”は大人気で、売り切れてしまうことも。 独自の製法で蒸し上げる“川内蒲鉾”。一度食べるとやみつきになるようで、ファンが多い人気商品です。 とれたての新鮮な野菜やお弁当も販売されています。 たびら昆虫自然園(たびらこんちゅうしぜんえん)    たびら昆虫自然園は、畑、小川、池、雑木林、草原などの里山の環境を再現し、そこに集まる昆虫たちを自然のままに観察できる施設。田平町にもともと住んでいる昆虫のうち、3,000種類以上が生息しているといいます。  ここでは、園の解説員の方々が、自然の中を解説しながら案内してくれます。1時間程度で30〜60種類ほどの昆虫を観察することができるそうです。虫たちがどんな特徴をもち、どんな生活をしているのか。そして自然の中でどんな役割を持っているのかなど、詳しく知ることができます。 #08" class="btn basic_btn">島の館に入ってみる ◎入館料 【個人】  大人500円、高校生300円、小中学生200円 【団体】  15名以上450円、高校生270円、小中学生180円      50名以上400円、高校生240円、小中学生160円      100名以上300円、高校生180円、小中学生120円 【身障者(個人・団体)】  大人250円、高校生150円、小中学生100円 【年間パスポート】  大人1,000円、高校生600円、小中学生400円 ◎開館時間 9:00〜17:00(最終受付16:30) ◎休館日 正月(1月1日、2日)特別休館有 ※ご予約により博物館内、生月島内をご案内いたします。 ※島内案内のみ有料 塩俵の断崖(しおだわらのだんがい)  柱がいくつも立っているような奇岩。南北に500メートル、高さ約20メートルという圧巻の光景。火山の溶岩と玄海の荒波が刻んだ壮大な彫刻ともいえます。 大バエ灯台(おおばえとうだい)    80メートルほど切り立つ大バエ断崖の上に立つ白亜の無人灯台です。展望所も設置されており視界いっぱいに水平線が広がる大パノラマが広がります。 ●平戸のグルメ  平戸では肉も魚も堪能できます。霜降りで柔らかく甘みのある長崎和牛、海のエキスたっぷりの牡蠣、獲れたての天然ひらめなど、とっても豪華です。  魚の中でも高級魚として知られるひらめ。平戸は日本でも有数の漁獲高を誇り、獲れたての天然ものを味わうことができます。また旬の時期を迎える1月から4月までは、「平戸ひらめまつり」が開催され、宿泊施設ではひらめ料理と宿泊がセットになったプランが毎年好評です。2010年は、1月15日から4月4日まで開催されます。天然のひらめを贅沢に味わってみてください。    さらに、平戸市補助金が入って「2泊3日で8,000円〜」と、ご予算に合わせたお得なキャンペーンも実施されます。(2010年1月12日〜3月14日)  詳しくは、平戸観光協会のウェブサイトをご覧ください。 2日目 平戸城下町(ひらどじょうかまち) 焼罪史跡公園(やいざしせきこうえん)  1622年(元和8)、キリスト禁教令の下で布教活動・救済事業をおこなったイタリア人宣教師・カミロ・コスタンツォ神父が、宇久島で捕らえられました。そして田平のこの地で火刑に処され、50歳の生涯を閉じました。カミロ神父は、自分の命を神に捧げることを喜び、「すべての民よ、神をほめたたえよ」と歌い、「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな・・・」と5回祈って、帰天したといわれています。  殉教の時代を今に伝えるため、1990年(平成2)、平戸瀬戸を望む小高い丘に「殉教の碑」が建てられました。 日本最西端の駅「たびら平戸口駅」(にほんさいせいたんのえき「たびらひらどぐちえき」)・松浦鉄道(まつうらてつどう)  東経129度35分、北緯33度21分にあるこの駅は、日本最西端の駅・たびら平戸口駅です。この駅では、「日本最西端の駅訪問証明書」を発行(200円/平成21年12月現在)してくれるので、旅の記念やお土産として人気です。あわせて、「たびら平戸口駅」入場券(160円/平成21年12月現在)も一緒に買っていくマニアな人も少なくありません。 日本最西端の駅訪問証明書 駅名が入ったストラップ ●松浦鉄道  1918年(大正7)、世知原(現佐世保市世知原町)の政治家・中倉万次郎らが発起人となり、石炭の運搬賃を主な収入源とする佐世保軽便鉄道会社を設立しました。1931年(昭和6)までに佐世保から佐々までを開通させ、翌年には松浦炭鉱鉄道を買収して吉井(現佐世保市吉井町)まで路線を伸ばしました。その後、1936年(昭和11)に国鉄が全線を買収。線路幅を軽便時代の76センチメートルから102センチメートルに広げ、1944年(昭和19)には伊万里線と連結し、1988年(昭和63)に現在の松浦鉄道(愛称MR)となりました。 大崎海水浴場(おおさきかいすいよくじょう)  御厨町(みくりやちょう)にある白い砂浜の海岸線が約150メートルも続く遠浅の大崎海水浴場です。  ロケーションが良く、ウィンドサーフィンやキャンプのスポットとしても人気です。ゴールデンウィークあたりから夏の終わりまで、家族連れや恋人同士、友達グループで賑わいます。 道の駅「松浦海のふるさと館」(みちのえき「まつうらうみのふるさとかん」)    松浦で水揚げされた鮮魚や地元の水産加工品、農産物、お土産などを販売している「道の駅 松浦海のふるさと館」です。ここでは松浦市内だけでなく、長崎県内の特産品も揃っているので、お土産を買うのにも便利です。  また、松浦には、主に遠洋まき網漁業の水揚げ基地として整備された魚市場があり、特にアジとサバは日本有数の水揚げを誇ります。だからお魚も新鮮です。 不老山総合公園(ふろうさんそうごうこうえん)    日本各地に残る「徐福伝説」の一舞台といわれ、弥生時代に秦の始皇帝の命を受けた徐福が“不老不死の薬”を求めて訪れたことから、「不老山」という名前がついたといわれています。  標高288メートルの山頂からは、伊万里湾や緑豊かな松浦市の山並みなど360度の展望を楽しめます。春には11万本のツツジが咲き乱れ、県内外から多くの人が訪れて賑わいます。 調川道路公園(つきのかわどうろこうえん)    中世に活躍した「松浦党(まつらとう)」をモチーフにしたモニュメントは、記念撮影にバッチリのスポットです。松浦党は、源平の合戦にも参戦し、元軍が攻めてきた元寇(文永の役・弘安の役)のときには、目の前の湾内に集結した元軍の軍船に奇襲戦法などで応戦しました。郷土の歴史ロマンと先達者の活躍をたたえて、設置されました。 梶谷城跡(かじやじょうあと)    松浦党の祖・源久(みなもとのひさし)が宇野御厨検校(うのみくりやけんぎょう)として1095年(嘉保2)に今福に下向しました。梶谷城は、翌年の1096年(永長元)に築城の縄張りを始めたといわれています。※源久の出自、築城の年代等については諸説あります。  この城山の頂から望む景観は雄大で、北は伊万里湾の福島からさらに遠くは壱岐・対馬を望み、西には志佐(しさ)・田平、平戸島、そして遠く五島列島へとひらけています。天気のいい日にぜひとも訪れたいスポットです。 参考資料 『旅する長崎学3 キリシタン文化III』(企画/長崎県 制作/長崎文献社) 『旅する長崎学10 近代化ものがたりIV』(企画/長崎県 制作/長崎文献社) 『史都平戸 -年表と史談-』(財団法人松浦史料博物館) 『松浦の史跡 -伝承と文化財-』(松浦史談会) 取材協力 社団法人 平戸観光協会 松浦市教育委員会 生涯学習課 文化財室) 道の駅「昆虫の里たびら」 たびら昆虫自然園 平戸切支丹資料館 道の駅「生月大橋」 生月町博物館 島の館 道の駅「松浦海のふるさと館」
  • 第4回 元寇・・・そしてモンゴルとの友好の証を辿る 2009年10月14日
    第4回 元寇・・・そしてモンゴルとの友好の証を辿る
     ドライブルートのなかから、歩いて学べるエリアをクローズアップしてご紹介するコーナーです。今回の散策コースのテーマは、「元寇・・・そしてモンゴルとの友好の証を辿る」です。  700有余年の昔、“元寇”最終の地となった鷹島。総勢14万といわれる元の大軍が、「神風」とも呼ばれる大暴風雨によって、ここ鷹島沖で海の藻屑となって沈んでいったという歴史的な場所です。水中考古学の宝庫、元寇・ロマンの島として注目されています。 さあ、元寇の歴史を見つめ、それを踏まえて今のモンゴル国との友好の証を感じよう! さっそくウォーキング!! 散策エリアの位置をチェック 散策コース&マップ 龍面庵小弐公園(りゅうめんあんしょうにこうえん) ↓歩いて約8分 宮地嶽史跡公園(みやじだけしせきこうえん) ↓歩いて約15分 鷹島モンゴル村 ↓歩いて約20分 白浜海水浴場 スポットの紹介 龍面庵小弐公園(りゅうめんあんしょうにこうえん)  少弐景資(しょうにかげすけ)は、元寇のとき、最前線の指揮官として活躍した人物です。ここは、弘安の役の際に彼が本陣をおいたところと伝えられています。  大暴風雨によって元軍の船団がほとんど沈没したものの、約5,000人の元軍が鷹島に上陸したとの急報を受けた少弐景資は、博多から駆けつけ、約一週間にわたる戦いの末、敵兵を全滅させたといいます。境内には無数の供養塔がひっそりと建っています。少弐景資に従って戦死した兵士の墓もあります。  すぐそばに少弐景資の像が建立されています。この公園からは、阿翁浦(あおううら)港が一望できます。 無数の供養塔 小弐景資の像 宮地嶽史跡公園(みやじだけしせきこうえん)  1970年(昭和45)に史跡公園として整備されました。玄界灘が一望できる高台にあり、絶景を楽しめます。元寇記念之碑、五輪塔があります。 元寇記念之碑  1915年(大正4)に当時の村青年会が中心となって、5月に着工し、7月30日に完成しました。以来、青年団による「元寇記念祭」が毎年8月30日に開催されています。  1976年(昭和51)、阿翁免・猿田神社境内にあったものを、宮地嶽史跡公園に移転建立しました。 鷹島モンゴル村 “元寇の歴史を中心に新しいまちづくりを”  鷹島の最北端に位置する1平方キロメートルのこの地は、元軍を迎撃したところと伝えられており、遠矢の原(とやのはる)とよばれています。江戸時代には、御備えと称し、武技を訓練する場所として常時弓矢や大筒を備え、守備隊約20名が駐屯していたといいます。  今は美しい自然を生かした“鷹島モンゴル村”がオープンし、鷹島とモンゴル国の交流のシンボル的な施設となっています。鷹島町は1988年(昭和63)からモンゴル交流団の派遣などで交流のあったカラコルム地方のホジルト市と1991年(平成3)7月に「姉妹縁組み締結調印」を交わしています。その2年後の1993年(平成5)、この原野に宿泊できるゲル30基を並べ、「鷹島モンゴル村」がオープンしました。 シンボル広場 コンビネーション遊具 【ゲル村】 ゲルは、モンゴル高原の遊牧民が住む移動式の住居で、パオとも呼ばれます。モンゴルからはるばる運んできた本物のゲルを30基設置しており、宿泊ができます。モンゴル遊牧民の生活を体感してみませんか! ゲル村:30基のゲルを設置 ゲル村:ゲルの内部 【モンゴル生活館】  モンゴルの生活用具や民族衣裳を展示し、遊牧民の文化がわかるように整備されています。 【モンゴル温泉 草原の湯】  2002年(平成14)にオープンした温泉センターは、流水を取りいれた12種類のお風呂と、海を望む素晴らしい景観を堪能できます。展望大浴場は水着で入ることができ、ジャグジーや瞑想浴等の温泉で疲れを癒すことができます。 展望大浴場 ジャグジー 入浴料 大人500円 小人300円(宿泊時150円) 定休日 毎月第3水曜日 営業時間 11:00〜22:00頃 問合せ先 鷹島モンゴル村 TEL:0955-48-2331  毎年7月下旬には「鷹島モンゴル夏祭り」が開催されています。また11月におこなわれる「鷹島モンゴルまつり」には、大島部屋のモンゴル出身の力士たちも来島し、まつりを盛り上げてくれます。農水産物、石工製品など特産品の展示即売やよさこいダンス、元寇太鼓演奏などイベント盛りだくさんです。 白浜海水浴場  真っ白い砂浜に穏やかな波が打ち寄せるビーチは、透明度も高く、夏は多くの観光客で賑わいます。トイレ、更衣室、シャワー室(男女それぞれ完備、1回100円)、駐車場(無料)なども完備されています。 ※施設内でのキャンプ及びバーベキュー等はできません。 参考文献 『鷹島郷土誌』(昭和50年発行) 『元寇ロマンの島 鷹島史跡めぐり』(鷹島町教育委員会) 取材協力 松浦市鷹島支所 地域振興課 鷹島モンゴル村
  • 第4回 松浦市 鷹島:元寇最後の激戦地、鷹島 2009年09月02日
    第4回 松浦市 鷹島:元寇最後の激戦地、鷹島
     このコーナーでは、長崎県内の歴史を探っていく旅のドライブルートを紹介しています。  今月の注目エリアは松浦市の『鷹島』。元寇、石工業、松浦とらふぐで知られる島です。テレビや新聞の報道でご存知の方も多いと思いますが、2009年(平成21)4月18日、佐賀県唐津市肥前町との間に鷹島肥前大橋が開通して、陸続きとなりました。  今回のテーマは、「元寇最後の激戦地、鷹島」です。さあ、元寇・ロマンの島 鷹島へ行ってみよう!  ところでみなさんは、鷹島がどこにあるか知っていますか?まずは、鷹島のことをチェックしておこう! 鷹島って? 鷹島に行く 今回、タビーナと一緒に旅をしてくれるのは、 「ゴルゴルくん」 と「とらふぐ君」です。 「ゴルゴルくん」は、元寇という歴史をお互いに乗り越えて友好を深めようと、 鷹島とモンゴル人民共和国との友好の証として誕生したキャラクターです! モンゴル相撲が趣味の力持ちで、やさしい心を持っています。 鷹島のモンゴル村で、キャラクターとして活躍しています。 「とらふぐ君」は、この「旅する長崎学」サイトのオリジナルキャラクターで、 松浦市の特産である“とらふぐ”がモデルです。 今回のドライブルート 鷹島肥前大橋(たかしまひぜんおおはし)・道の駅 鷹ら島(みちのえき たからじま) ↓車で約1分 兵衛次郎の墓(ひょうえじろうのはか) ↓車で約2分 松浦市立鷹島歴史民俗資料館・松浦市市立鷹島埋蔵文化財センター ↓車で約5分 鷹島海中ダム ↓車で約8分 龍面庵小弐公園(りゅうめんあんしょうにこうえん) ↓車で約2分 宮地嶽史跡公園(みやじだけしせきこうえん)・元寇記念之碑 ↓車で約3分 鷹島モンゴル村 ↓車で約3分 白浜海水浴場 ↓車で約10分 対馬小太郎の墓 ↓徒歩で約1分 刀の元の六地蔵(とうのもとのろくじぞう) ↓車で約3分 オアシス村・三代浜海水浴場(みえのはまかいすいよくじょう) ↓車で約3分 牧の岳史跡公園(まきのたけしせきこうえん) ↓車で約2分 開田の七人塚(ひらきだのしちにんづか) ↓車で約3分 今宮神社・広久山満福寺(こうきゅうざんまんぷくじ)跡 ↓車で約3分 銅造如来坐像(どうぞうにょらいざぞう) スポットの紹介 鷹島肥前大橋(たかしまひぜんおおはし)・道の駅 鷹ら島(みちのえき たからじま)  長崎県と佐賀県の共同事業として建設が進められ、2009年(平成21)4月18日に開通しました。この大橋の完成によって、離島であった鷹島は陸続きになりました。長崎県松浦市鷹島町神崎と佐賀県唐津市肥前町星賀が結ばれ、これまで鷹島への交通手段はフェリーのみでしたが、車で渡ることができるようになったのです。  橋の長さは1,250m。鷹島肥前大橋は、長崎県内では「女神大橋」に次いで2番目に長い橋です。歩道もあるので、ウォーキングコースとしても利用されています。  また、鷹島へと橋を渡ったところに、「道の駅 鷹ら島」が鷹島肥前大橋の開通とともにオープンしました。裏手にある緑地休憩広場からは大橋を望むことができ、景色が素晴らしいスポットとして見逃せません。   兵衛次郎の墓(ひょうえじろうのはか)  元寇で戦死した兵衛次郎の墓です。車道に近く、すぐれた観望とあいまって、現在に至っても参拝する人が絶えません。  1274年(文永11)、元軍が対馬に侵入してきた際、対馬守護代宗助国(そうすけくに)は一族80騎を率いて奮戦しましたが、遂におよばず・・・。戦死の直前、家臣の小太郎と兵衛次郎に、元軍の来襲を大宰府に知らせるようにと命じました。二人は、激戦のなかを小舟で抜け出し、博多に上陸して大宰府にその旨を報じ、その使命を果たしたそうです。   その後、1281年(弘安4)弘安の役のとき、小太郎・ 兵衛次郎の二人は鷹島に渡って奮戦し、この地で没したといわれ、それぞれ墓が建ちます。小太郎の墓は別の場所にあるので、あとで立ち寄ることにしましょう。 松浦市立鷹島歴史民俗資料館・松浦市立鷹島埋蔵文化財センター  弘安4年7月30日の夜、総勢4,400隻の船と約14万人といわれる元軍の大半が鷹島周辺の海に沈みました。  この歴史をもとに、鷹島周辺の海は水中考古学の宝庫として注目されており、これまでも調査がおこなわれてきました。沈没船の遺物調査と引き揚げ作業で発見された多数の元寇遺物が、松浦市立鷹島歴史民俗資料館に展示されています。このほか、考古資料・民俗資料も収集・展示してあります。  なお、隣接する松浦市立鷹島埋蔵文化財センターでは、遺物の調査や研究、保存処理などがおこなわれています。 #16" class="btn basic_btn">鷹島のとらふぐを食べる   毎年10月から翌年3月まで『松浦とらふぐまつり』が開催されます。鷹島をはじめ、松浦市一帯でとらふぐ料理をいろいろ味わうことができます。 参考文献 『鷹島郷土誌』(昭和50年発行) 『元寇ロマンの島 鷹島史跡めぐり』(鷹島町教育委員会) 『松浦党研究 第三号』 特集 元寇と松浦党(松浦党研究連合会) 『松浦党研究 第六号』 (松浦党研究連合会) 取材協力 松浦市教育委員会 生涯学習課 文化財室 松浦市鷹島支所 地域振興課 松浦市立鷹島歴史民俗資料館 松浦市立鷹島埋蔵文化財センター モンゴル村レストハウス
  • 松浦史料博物館 2014年03月28日
    松浦史料博物館
     うわぁー、平戸城が見えるね。松浦史料博物館は、平戸城や港、当時を偲ぶ風景を一望できる高台にあるよ。 1955年(昭和30)に開館した博物館で、松浦陞(すすむ)(如月(にょげつ))によって寄贈された松浦家伝来の貴重な資料等を中心に収蔵してるんだって。  すごく立派な建物は、もと鶴ケ峰邸と称して1893年(明治26)に建てられた当主の私邸だそう。現在は国の登録文化財にもなっていて、とっても趣がありました。  茶室や喫茶店で、ゆったりした時間を過ごすのもオススメ!  「おいでよ!松浦史料博物館へ!!」  館内には、松浦家に伝わる秘蔵品3万余点の内、約200点を展示しています。南蛮貿易に関する当時の品々や秀吉の切支丹禁制文、茶道などの品などがあります。  オランダ製で江戸時代に松浦清(きよし)(静山(せいざん))が長崎で購入した地球儀や天球儀、異国船絵巻、室町末期の作の紺糸威肩白赤胴丸 (こんいとおどしかたしろあかどうまる)など、貴重なコレクションも展示されています。北海道と大陸がつながって描かれている地球儀は、当時の世界地図の面白さも発見でき、楽しめます。  江戸時代に平戸から江戸まで40日ほどかかっていたといわれる「東海道並びに航路の海図」は、横に長〜く描かれた絵巻です。平戸から江戸までじっくりと描かれた貴重な資料で、見応えも十分です!  松浦清(きよし)(静山(せいざん))が綴った全編で278巻という膨大な著述書「甲子夜話(かっしやわ)」の原本は、松浦家より寄贈を受け、この博物館に大切に保管され、展示されています。  江戸時代のニュースや珍事件をはじめ、当時の様々な人々の生活ぶりが描かれています。本当に貴重な資料なので、ぜひ見てほしいと思います。    館内で記念撮影できるコーナーがあります。 兜などを自由に試着して、松浦党になりきってみましょう。 平戸藩の明治維新  また、特別展覧会『平戸藩の明治維新』が開催されています!!  幕末の平戸海峡防備のための砲術や、砲術にともなう平戸藩の鋳造技術の発展と近代化、吉田松陰の平戸遊学、戊辰戦争に関する資料など、幕末の平戸藩がよくわかる企画展です。ぜひともご覧ください。   ●開催期間:2010年5月1日(土)〜2010年12月28日(火) ●入場料:大人500円 高校生300円 小・中学生200円 ●主催:平戸市・財団法人松浦史料博物館 ●開館時間:8:00〜17:30/8:00〜16:30(12月のみ) 閑雲亭(かんうんてい)  平戸藩最後のお殿様が建てた茶室・閑雲亭(かんうんてい)。台風によって崩壊したため復元されました。元禄時代、松浦鎮信(しげのぶ)(天祥(てんしょう))によって始められた武家茶道・鎮信流(ちんしんりゅう)。閑雲亭は、今に受け継ぐ門人たちの稽古道場となっており、茶道体験もおこなわれています。 詳しくは、博物館へお問い合わせください。 眺望亭(ちょうぼうてい)  1997年(平成9)、博物館の敷地内にオープンした喫茶ミューゼアム「眺望亭(ちょうぼうてい)」です。外観は純和風の倉造りになっていますが、中に入るとアンティークな家具や調度品が並び、西欧の雰囲気に包まれます。少し時間をとって、景色を楽しみながらのティータイムを過ごしてはいかが?  ここでしか手に入らないオリジナルグッズも販売されています。 松浦史料博物館 ■入館料 個人:大人500円 高校生300円 小・中学生200円 団体:大人400円 高校生240円 小・中学生160円 身障者(個人):大人90円 高校生50円 小・中学生 40円 身障者(団体):大人80円 高校生40円 小・中学生 20円 ※団体割引は30名様以上、一括購入のみ適用です ※身体障害者割引は、証明書が必要です ■開館時間 8:00〜17:30  8:00〜16:30(12月のみ) ■休館日 年末年始のみ(12月29日〜1月1日) ■問合先 0950-22-2281    博物館の入口の近くには、無料で楽しめる手足専用の「平戸温泉うで湯・あし湯」があるので、疲れたらここでひと休みして、それから平戸市内を散策してはいかがでしょうか。平戸温泉は、神経痛ややけどにも良いナトリウム炭酸水素塩泉です。(利用時間8:00〜21:00) URL: http://www.matsura.or.jp/
  • 鷹島の伝統として続く石工業“阿翁石(あおういし)” 2014年03月28日
    鷹島の伝統として続く石工業“阿翁石(あおういし)”
     第1週の「歴史発見ドライブルート」で、多くの歴史スポットをご紹介しましたが、鷹島を巡っていると、石碑や墓石群が多いことに気づきます。これらの石には様々な形や表情があり、なにか特別なものを感じます。 オアシス村 開田の七人塚 聖徳太子立像 宮地嶽史跡公園  2009年(平成21)4月18日、鷹島肥前大橋の開通にあわせ、鷹島町では道の駅「鷹ら島(たからじま)」が完成し、とらふぐをかたどったユニークな石灯籠(いしどうろう)が観光客を出迎えています。この石灯籠をよく見てみると、内部がくりぬかれ、中に電灯が設置されています。夜にはこの電灯が灯り、ほのかに漏れる明かりが癒やしの空間を演出しています。 道の駅 鷹ら島の駐車場にある石灯籠は夜になるとライトアップ(写真右)されます  この石灯篭は、“阿翁石(あおういし)に再び光を当てることで島の石工業を盛り上げよう”と開発された商品のひとつで、『島あかり』とよばれています。    鷹島に伝統として受け継がれている石工業とは、どんな歴史を持つものなのか、“阿翁石(あおういし)”とはいったいどういう石なのか・・・。    鷹島石工業協同組合の代表理事である森 力松(もり りきまつ)さんに話をうかがいました。 森 力松(もり りきまつ)氏のプロフィール 長崎県特産品 長崎県伝統的工芸品指定 鷹島石工業協同組合 代表理事 阿翁石の歴史  鷹島は、今から約730年前の元寇において、元軍と激戦を展開した古戦場であり、多くの戦死者の霊が眠っています。元寇後、島の開発が進むにつれて、当時の戦死者の遺骨が出土したそうです。その遺骨を祀るために、数多くの墓石や石碑が建てられました。石は、島北部の阿翁地区産の玄武岩が良質とされ、使用されました。これが「阿翁石」として名声を博した鷹島の石工業の起源といわれています。  その後、平戸や唐津各藩の御用石としても栄え、「阿翁石」の名前は各地へ知られるようになりました。 阿翁石の特長  阿翁石は粘着力に富んでいるため、繊細な加工をするのに適しており、風化作用にも耐え、磨滅(まめつ)の度が少ないことが特長です。また、彫刻するにはやわらかいため、手づくりの良さが映える石です。  現在の鷹島モンゴル村辺りは、昔からの採石場でした。駐車場の真ん中にそびえ立っているモニュメントは、阿翁石の採石場だった証として残してあります。 阿翁石の活躍と鷹島の伝統工芸品 阿翁石モニュメント  阿翁石が使われている有名なものとしては、福岡の筥崎八幡宮(はこざきはちまんぐう)の一の鳥居があります。鷹島から採石された阿翁石を福岡へ運び、1609年(慶長14)に建立されました。これは国の重要文化財に指定されています。    また公共事業としても活用されています。最近では、平戸オランダ商館(平戸市)の復元工事をはじめ、千里ヶ浜(平戸市)のはり石、志佐港環境整備工事(松浦市)などで使用されています。鷹島島内では、鷹島海中ダム竣工記念碑や鷹島肥前大橋の親柱(おやばしら)、モンゴルの方向へ向かって建てられた交流のシンボル塔(鷹島モンゴル村)など、さまざまな場で鷹島の石工業の制作物を見ることができます。 筥崎八幡神社 松浦市志佐港環境整備工事 鷹島モンゴル村 海中ダム竣工記念碑 鷹島肥前大橋の親柱 『勝利の風が吹く島“鷹島”』の活動 ホーク1世  約730年前の元寇で「神風」が吹いた鷹島の歴史を活用し、「鷹」つながりでプロ野球の福岡ソフトバンクホークスとスポンサー契約を結びました。この鷹島を切り口として松浦市の全体的な知名度アップを図り、交流人口の拡大につなげるというものです。  この取り組みのひとつとして、福岡ソフトバンクホークスキャラクター「ホークファミリー」の祖先にあたる「ホーク1世」をかたどった阿翁石のお守り『勝鷹(かちたか)』が、鷹島限定で販売されています。 鷹島限定おまもり「勝鷹」・1個1,200円  この勝鷹は、厄除・勝運の神として有名な筥崎八幡宮の一の鳥居(国指定重要文化財)と同じ阿翁石でひとつひとつつくられていますし、鷹島の守護神である住吉神社の御祓いを受けて販売されているそうです。現在は道の駅「鷹ら島」と鷹島モンゴル村の2施設でのみ販売されています。 必勝モニュメント  また、「勝利」を呼び込む島としてのイメージを定着させるため、スポーツ・受験・恋愛などに頑張ってほしいという願いを込めて、必勝モニュメントを建設しました。鷹島モンゴル村の駐車場に設置されており、記念写真スポット・観光名所になりそうですね。このモニュメントの中央には、王貞治(おうさだはる)福岡ソフトバンクホークス会長の直筆による「必勝」の文字が刻まれています。 約450年の伝統を持つ鷹島の石工業のこれから・・・ 鷹島石工業組合展示の島あかり  これまで主体であった墓石や石碑、公共事業の分野はこのまま継続しつつ、このほかにも「勝鷹」や「島あかり」などのアイデア商品で幅を広げながら取り組んでいかれるそうです。約450年の伝統を誇る鷹島の石工業はその伝統を受け継ぎながら、さらに進化を続けています。 取材協力 鷹島石工業協同組合 参考資料 鷹島石工業協同組合パンフレット 長崎県特産品 長崎県伝統的工芸品指定 鷹島石工業協同組合 〒859-4302 長崎県松浦市鷹島町阿翁免 TEL:0955-48-2090 FAX:0955-48-3283
  • 水中考古学 注目の鷹島 2009年09月16日
    水中考古学 注目の鷹島