ながさき歴史発見・発信プロジェクトとは…
「交流」から生まれた「歴史」を、「未来」につなぐ
長崎県は、かつて日本が異国の人々と出会った「世界への扉」。海外の文化や知識を求めて、全国から多くの人々がこの地をめざし、交流しました。いにしえより海を通して海外と接してきた長崎県は、全国や世界に誇ることができるすばらしい歴史の舞台であり、そこに育まれた特有の文化がいまも息づいています。
「ながさき歴史発見・発信プロジェクト」は、こうした長崎県の歴史の魅力をひきだし、その情報を全国に向けて発信していく取り組みです。歴史・文化を活かして、県民の皆さんのふるさとへの誇りや愛着を育むとともに、交流人口の拡大につなげていくことをめざします。
多彩な歴史を生み出した「交流」の足跡
古代より「海の道の要」として、また「日本の窓口」として、大海原のむこうにある異文化の国々と交流してきた長崎県の歴史はとても多彩で個性豊かです。
魏志倭人伝に一支国の名で登場する壱岐、遣唐使船の日本最期の寄港地であった五島、日朝外交・友好の重責を担った対馬、西洋との架け橋となった平戸・長崎、キリシタン文化が華開いた島原半島、さらに、日本の近代化のさきがけとなった産業の遺構など、数え挙げればきりがありません。
このため、長崎県には、歴史を物語る文化財などが数多く残り、この地を舞台に繰り広げられた先人たちの歩みをいまに伝えています。そして、これらの歴史や文化をつくってきた人々のドラマと、その舞台となった地に息づく文化のいぶきが、私たちの心を捉え、旅へといざなう魅力になるのです。
発見・探訪・感動! ストーリーづくりで歴史の魅力アップ
旅人たちの交流の歴史のなかに、いまに続く「長崎らしさ」の魅力がある!
「ながさき歴史発見・発信プロジェクト」では、県内に数多く残る歴史文化遺産にストーリー性を持たせ、人々が訪れてみたくなるような新しい魅力を創り出します。
プロジェクトがめざす「歴史の魅力づくり」は、歴史の中に潜む新たな発見や、意外なつながりを探訪する楽しさ、歴史の舞台となった場所でしか味わえない感動を皆さんにお伝えすることです。長崎県ならではの特色ある歴史テーマを選定し、県内各地に数多く残る歴史文化遺産を結びつけながら、これらが語りかけてくる歴史の物語をわかりやすく描き出すことでその魅力を高め、本物志向の観光振興にもつなげていきます。
プロジェクトの応援団「推進会議」のアドバイス
このプロジェクトの推進にあたっては、大学、経済界や観光業界、地域振興などの分野で活躍中の県内外の有識者の方々から、各業界の発想でアイデアをいただくこととし、平成18年7月に「ながさき歴史発見・発信プロジェクト推進会議」を設置しました。
長崎県が持つ歴史や文化の魅力をひきだし、発信し、活かすという観点から、テーマの選定や歴史的魅力をひきだす手法、情報発信の方法、歴史や文化を活かした観光振興策などについて、専門的お立場で実践的なアイデアをいただける方々18名に委員をお願いしています。
| 「ながさき歴史発見・発信プロジェクト推進会議」委員名簿 | |
|---|---|
| 座長:市川 森一 | (社)日本放送作家協会 会長 長崎歴史文化博物館 名誉館長 |
| 井手 修身 | イデアパートナーズ(株) 代表取締役社長 |
| 糸屋 悦子 | (有)イーズワークス 代表取締役 |
| 上田 惠三 | 長崎自動車(株) 代表取締役会長 |
| 大田 由紀 | 元 長崎放送(株) 報道局映報部長兼ライブラリー部長 |
| 片岡 力 | まちづくりアドバイザー(元 長崎国際大学 教授) |
| 小松 雄介 | 西日本菱重興産(株) 代表取締役社長 |
| 清水 愼一 | 立教大学 教授 |
| 中村 直美 | (株)交通新聞社 第1出版事業部長 |
| 林 一馬 | 長崎総合科学大学 教授 |
| 馬場 宣房 | 長崎新聞社 取締役論説担当兼編集局長 |
| 福地 茂雄 | アサヒグループホールディングス(株) 相談役 (財)新国立劇場運営財団 理事長 東京芸術劇場 館長 |
| 堀 憲昭 | (株)長崎文献社 専務取締役 |
| 光田 明正 | 桜美林大学孔子学院 学院長 桜美林大学 名誉教授 長崎外国語大学 名誉学長・名誉教授 |
| 三好 達夫 | (株)NHK出版 常務取締役 編集局長 |
| 廻 洋子 | 淑徳大学 教授 |
| 山口 純哉 | 長崎大学 准教授 |
| 脇田 安大 | (財)ながさき地域政策研究所 理事長 |
敬称略 五十音順(H23.8.3現在)
交流とにぎわい 長崎の郷土(ふるさと)づくり
古くから海をとおして、朝鮮半島や中国、西洋の国々と交わってきた長崎県は、日本が海外の文物や情報を取り入れる窓口として、さらには、外国から見た日本のイメージの原点として、大きな役割を果たしてきました。
国内外から多くの人々が行き交い、栄えた“世界の中の長崎”。日本がこれまで歩んできた交流の歴史は、長崎県を抜きにして語ることはできません。
県では、こうした歴史のすばらしい魅力を全国に向けて発信し、「長崎県総合計画」がめざす『人が輝く、産業が輝く、地域が輝く長崎県づくり』を進めていきます。


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