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長崎みやげ話

  • 新たなご当地グルメ「大村あま辛黒カレー」 2013年03月04日
    新たなご当地グルメ「大村あま辛黒カレー」
    カレーが町おこしの主人公になったわけ  国民食の一つにも挙げられるほど、日本の食文化に定着してしまっている外来料理「カレー」。大村市ではカレーを起爆剤とした町おこし活動が拡がりを見せています。なぜカレーなの?と思う方もいるでしょうが、それにはしっかりとした理由があったんです。  大村といえば、日本で初めてキリシタン大名となった領主・大村純忠らが、1582年(天正10年)にローマへ4名の少年を中心とした「天正遣欧使節」を派遣したことで有名です。また長崎の大村〜小倉へと続く長崎街道を通り、砂糖をはじめ様々な物や文化がこの地を通って全国へ広がりました。 大村市の発展を思い描く地元の有志は、その使節団が帰国の途中に立ち寄ったインドで、カレーに使われるスパイスを持ち帰った事に着目して、新たな名物となるカレーを創作し、広く県内外にアピールすることにしました。 新たなご当地グルメ「大村あま辛黒カレー」とは  大村市の新名物「大村あま辛黒カレー」の特徴は、大村市の食材と歴史がたくさん盛り込まれ、大村の地(黒土)で育つ野菜やフルーツをふんだんに使っています。 口に運んだ時にはやわらかな甘さが広がるのですが、その後から辛さが追いかけて来ます。口の中で「フルーティーな甘さ」と「スパイシーな辛さ」が交互にやってくる、不思議な味わいのカレーです。 地元愛が生み出すバリエーション  この「大村あま辛黒カレー」は、ボランティア団体「大村あま辛カレーうまか隊!」によって、B-1グランプリなど多くのイベントで提供され、ぐんぐんと知名度を上げていきました。  また県内では、地域振興に賛同する大村市内の飲食店10店舗で食べられます。  「地元で育った野菜やフルーツを使用」「フルーティーな甘さとスパイシーな辛さが繰り返される味わい」「大村市北部特有の黒土をイメージさせる黒いカレールゥである」などの認定条件を踏まえた上で、各店ともオリジナリティー溢れる一品に仕上げています。  ひとつとして同じものがない「大村あま辛黒カレー」。オフィシャルサイトでは探検MAPも提供されていて、2013年1月にはハングル訳版も登場。食べ歩きして制覇するのも楽しいですよ。 関連URL http://umakatai.o-size.net/
  • 対馬の蜂蜜と蜂洞 2011年03月31日
    対馬の蜂蜜と蜂洞
     対馬を車で走っていると、山の斜面のあちこちに円筒状の大きいポストのような木箱が置いてあるのが目に留まります。  今までこんなものを見たことがないので、つい近寄ってみてみました。  「これって何ですか?」  地元の方に聞いてみると、蜂蜜を集める“蜂洞(はちどう)”というもので、丸太を切って作っているそうです。  なんと対馬には、ニホンミツバチが生息しているのです。  通常は、短時間でより多くの蜂蜜をとる場合は西洋のミツバチを利用して蜂密を作っているのですが、対馬には西洋ミツバチが入り込んでおらず、古くからずっと純粋なニホンミツバチの蜂蜜がとれるそうなんです。  こんな貴重な地域は、現在日本国内では対馬と四国の一部だけなんだそうです。 「土産屋さんで買うことができますか?」  この時期(11月末)は残念ながらないという。毎年10月に瓶詰めされて店頭に並ぶようになりますが、西洋ミツバチのようにたくさんの蜜を集めることができませんので、多くをつくれないのが現状なんだそうです。またニホンミツバチは放浪しながら時間をかけて蜜を集める習性があるため、様々な種類の花の蜜が混ざり合い、風味豊かな蜂蜜がとれるそうです。そうまで言われると、ぜひとも味わってみたい。  なんと10月から11月半ばくらいで売り切れてしまうんだとか。残念・・・。    この蜂洞を自宅の庭にいくつも設置して、自家用の蜂蜜を作っている方もいらっしゃいます。ミネラルをはじめ、栄養たっぷりのこの蜂蜜は、滋養強壮として昔か ら地元の人々も愛用しています。この蜂密づくりは、対馬では昔からずっと継承されてきており、自然と人々とが共に暮らしている姿がとても印象に残りました 。
  • そのぎ茶と茶々焼 2011年03月30日
    そのぎ茶と茶々焼
     東彼杵町(ひがしそのぎちょう)は、長崎県一の緑茶の産地です。  眼下に大村湾を一望する台地には、約400ヘクタールの茶畑が広がり、毎年県内の60%を占める750トンのお茶が生産され、「そのぎ茶」として販売されています。  道の駅そのぎの荘では、このそのぎ茶を、手軽に味わうことができるのです。  1個80円という価格で、そのぎ茶が練り込まれたあつあつの茶々焼は、今や人気商品として知られ、多くの人が購入しています。  また店内ではそのぎ茶も販売されており、一緒に購入して味わうとよりそのぎ茶の魅力を知ることができます。  15世紀に、釜炒りによる製茶法が西九州に伝えられると、各地で盛んに茶が生産されるようになりました。その後、元禄年間には、大村藩主の奨励によって、茶園の集団化で現在の基礎がつくられました。  また「そのぎ茶」は、約300年前来日したドイツ人医師ケンペル、約220年前に来日したスウェーデンの植物学者シュンベリー、さらに180年前に来日したドイツ人医師シーボルトのいわゆる出島三学者が、江戸参府のおりに、彼杵に宿泊し、見事な茶の栽培技術に驚嘆し広くヨーロッパにも紹介されたといわれます。  幕末の志士を援助したことでも知られている女性豪商大浦慶は、出島在留のオランダ人テキストルに茶の見本を託しました。3年後英国商オルトから巨額の注文を受け、九州一円から6トンのお茶を集めて輸出したと記録されています。この際にも、そのぎ茶が多く使われました。  この後お茶の輸出量は開港と共に増え、生糸と並ぶ日本の重要な輸出品目となっていきました。 道の駅 そのぎの荘 長崎県東彼杵郡東彼杵町彼杵宿郷747-2 TEL:0957-49-3311 【営業時間】 店舗・売店 7:00〜19:00 軽食 10:00〜17:00 体験施設、博物館・美術館 9:00〜17:00   関連URL: http://www.sonogi.jp/michinoeki.html
  • コーヒー伝来の地長崎から 2011年03月30日
    コーヒー伝来の地長崎から
    長崎スコーコーヒーパークとは  大村市にある長崎コーヒーパークには、日本初の観光コーヒー園として、約300坪の大温室に200本余りのコーヒーの木が育成されています。ここで栽培、収穫されたコーヒー豆は、上質な海外産の豆とブレンドされ「寿古珈琲」としてお土産に、ギフトにと人気があります。そして敷地内にあるレストラン「スコーズ」では、コーヒーをはじめ、温室で栽培されるコーヒーやバナナなどを活用して作られた料理を味わうこともできるのです。  いったいどんな料理を味わうことができるのでしょうか? “見る・楽しむ”日本初の観光コーヒー園  長崎スコーコーヒーパークでは、観光コーヒー園としてどんなことを経験できるのか?コーヒーの観光といってもピンとこない方もいると思います。  コーヒーの木に囲まれたスペースに設置されたステージの上で、社長自らが浪曲など唄をまじえながら、コーヒーと人との関わりの歴史や日本に伝わったコーヒーの歴史などを芝居形式でわかりやすく教えてくれます。現在では当たり前のように飲んでいるコーヒーですが、飲用のための豆として完成される以前には果実を食べていた歴史もあります。話を聞きながら、栽培からすべてが手作業で仕上げられたという世界で初めてのコーヒー果実のジャムを味わうことができます。このジャムは果実を残したままの状態で、日頃飲んでいるコーヒーからは想像できないほど甘いジャムに仕上がっています。飲むことに慣れている私たちにとっては、食べるコーヒーに対しては初めての味で、驚きがあり新鮮に感じます。  また楽しい話を聞いている間には、コーヒーが入ったオリジナルカステラやこだわって作られたコーヒーのキャンディなどここでしか味わえない商品を試食することができます。下手に資料やパネルでコーヒーの歴史や成分を知るよりも、楽しみながらコーヒーを実際に味わい知るという観光コーヒー園の内容は、多くの観光客に喜ばれています。  このお芝居は、通常15名以上の予約で行われています。お気軽にお問い合わせください。 日本においてのコーヒー  長崎に港を開いた大村純忠は、南蛮貿易を積極的に行いました。その後オランダ商館が平戸から長崎に移され、西洋との窓口は長崎に限定されました。  そして1641年(寛永18)、コーヒーはオランダから日本に伝えられたといわれています。当時長崎出島に持ち込まれ、大坂、江戸へと伝わりました。  西洋との貿易に熱心だった大村純忠の領地であった大村市に、これだけのコーヒーが育てられ、そして商品化されているというのは面白いことです。国内においても長崎スコーコーヒーパークは、国内コーヒーのパイオニア的存在ともいわれています。  現在は、コーヒーの果実ジャムやパパイヤジャム、コーヒーカステラなどコーヒーの栽培だけにとどまらずオリジナル商品も開発・販売され、多くのファンを作り続けています。大河ドラマ「龍馬伝」にちなみ、当時のコーヒー豆の調査を行い、幕末期に飲まれていたコーヒーを再現した龍馬伝珈琲も飲むことができます。  温室の中のコーヒーの木は、4月から9月にかけては、ジャスミンに似た芳香を持つ純白の可憐な花を咲かせます。またブーゲンビレアも育てられており、11月から5月くらいの間、温室を鮮やかな色に染め、多くの人が見物に集まります。  “見せる・楽しむ”観光コーヒー園よりも“魅せる・楽しむ”観光コーヒー園といえそうですね。 食べるコーヒー・飲むコーヒー  敷地内にあるレストラン「スコーズ」では、オリジナルコーヒーをはじめ、食べるコーヒーのメニューがあり、好評を得ています。リピーターも多いというコーヒーピラフをいただきました。最初は“いつも飲むコーヒーの味や香り”がイメージとしてありますが、いざ運ばれていくると、まったくその印象がありません。深い味わいがあって、説明されないとコーヒーが入っていることすら忘れてしまいます。上にのっている肉は口の中でとけるように柔らかくなっているのですが、これもコーヒーを入れてじっくり煮込まれたものなんです。リピーターが多い理由もうなずけます。このレストランでは、コーヒーだけでなく、温室で育てられたバナナやパパイヤも料理に使用されています。  食後に長崎スコーコーヒーパーク産オリジナルのコーヒーをいただきました。シーボルトが日本に持ち込んだといわれるコーヒーカップに形状を似せて作られたものだそうで、コーヒーが日本に伝わった当時を想像できる絵が描かれています。  飲み物であるコーヒーには、カフェインが含まれていますが、それ以外の多くの成分についてはほとんど解明が進んでいないのが現状です。しかし、近年の研究によって制がん作用をもち、老化防止や糖尿病抑制などと効果があることが伝えられています。  古くは、疲労回復のためとしても果実を食べていたという歴史もあるといわれています。長崎スコーコーヒーパークの飲物だけでなく食べ物にも活用する独自の取り組みはとても興味深いですね。またコーヒーや一部の商品については空港の売店などでも購入できるものもありますが、長崎スコーコーヒーパークに訪れないと味わえないものばかりです。 (有)中島珈琲本社
 長崎スコーコーヒーパーク 長崎県大村市寿古町813-1 TEL:0957-55-4850 FAX:0957-55-3811 【営業時間】 ●スコーコーヒーパーク:10:00〜17:00(年中無休) ●カフェ&レストランスコーズ:10:30〜22:00 (定休日:毎週木曜日) ※木曜日が祝日の場合は他の曜日に振替   長崎スコーコーヒーパークの商品は、公式サイトからもお求めいただけます。   関連URL: http://suko.ocnk.net/
  • あごだしラーメン 2011年03月30日
    あごだしラーメン
     平戸市で知られる「あごだしラーメン」を食べてきました。 「あご」って何?と思う方は多いでしょう。長崎県では、飛魚のことを「あご」と呼んでいます。  つまり飛魚で出汁をとったラーメンのことなのですが、平戸市では飛魚を炭火で焼いたり天日干しにして香ばしくなった「あご」をスープに使ったあごだしラーメンを味わうことができます。  時間をかけて丁寧に作られたスープは、黄金色に輝き、透明度が高いことも特徴です。香ばしく風味豊かなスープは、とってもあっさりしているのにコクがあり、味わい深い印象です。最後はあごのスープとして飲み干してきました。  よくお酒を飲んだ後にラーメンを食べたくなるという方が少なくありませんが、このあごだしラーメンはまさにオススメです!  また以前から炭火などで焼いた「焼きあご」は、最高級だしとしても知られています。干しあごは、酒の肴やおかずにも人気があり、カルシウム不足を補うおやつとしても最適です。  平戸市では、飛魚の商品が豊富に揃っています。炭火で丹念に焼いた後に秘伝のタレで仕上げたあごや、一夜干しのあご、焼いた後に軽く叩いて身をほぐし、骨ごと食べられるアゴ、ふりかけ用として加工されたアゴなどバラエティに富んでいます。  平戸市を訪れたら、ぜひご賞味ください。
  • 佐世保バーガー 2011年02月23日
    佐世保バーガー
     とうとう“佐世保バーガー”を食べてきました!  私が食べたチキンバーガーとベーコンバーガーは、肉は厚くて噛み応えがあり、野菜も新鮮なレタスとたまねぎ、トマトが肉とバランスよく入り、とってもジューシーでした。  みなさんは“佐世保バーガー”をご存知でしょうか?テレビなどのメディアで紹介され、“大きくボリュームがある”、“肉が多い・大きい”などとよく耳にしますが、実際何というお店で、どんなハンバーガーを食べることができるの?と思いませんか?  ここで佐世保バーガーの定義をご説明しておきます。  佐世保バーガーには、これといって決まったスタイルのハンバーガーのことではありません。佐世保市内の店で提供される「手作り」で「注文に応じて作り始める」こだわりのハンバーガーのことをいいます。注文を受けてから作り始めるので、作り置きをせずに、アッツアツで新鮮なハンバーガーを食べることができるのです。  なぜこんなにも佐世保市ではハンバーガーを取り扱う店舗が多く、話題になるのでしょうか?そこにも佐世保市ならではの歴史が関係していました。  佐世保市は、1889年(明治22)に大日本帝国海軍の佐世保鎮守府が設置されました。それまでの佐世保は小さな村でしたが、このことにより全国各地から人が集まり、商人や移住者が増え、翌年には人口も倍増したといわれています。さらに1903年(明治36)には海軍工廠(かいぐんこうしょう)が置かれて都市化しました。  しかし太平洋戦争後、佐世保市の旧日本軍施設には米海軍が進駐します。そして、米海軍関係者を相手にした飲食店やバーが次々と現れました。アメリカ人のスタイルに合わせた飲食店も増加し、朝鮮戦争に伴い朝鮮特需による好景気を受けた1950年(昭和25)頃、米海軍関係者よりハンバーガーのレシピが佐世保市に伝わったといわれています。それから佐世保市内の飲食店で研究され、様々なハンバーガーが作られ、いまや市民に愛される郷土料理のひとつにもなっているのです。    佐世保市でハンバーガーを販売しているものであれば、佐世保バーガーと呼んでいいのかな?と思っていましたが、そうではありませんでした。  2007年(平成19)に「佐世保バーガー認定制度」というものが創設されました。そして佐世保市や旅行業界関係者などが、「独自性・主体性」「信頼性」「地産地消」「手づくり」などの項目を基準に入念に審査し、合格した佐世保市内の店舗に限り「佐世保バーガー認定店」と認められます。  「どうやって認定店と判断すればいいの?」  認定店の入口には、やなせたかしさん作の「佐世保バーガーボーイ(佐世保バーガーバー)」の入った認定証(看板)が設置されています。佐世保市を訪れた際には、これを目印にするといいでしょう。  佐世保市外のハンバーガーに対しては、拘束する権限はないため、認定店ではないのに「佐世保バーガー」と銘打って販売している業者も少なくないといいます。しかしこういうことも、佐世保バーガーが人気があるという証拠なんでしょうね。  佐世保観光情報センターのサイトでは、佐世保バーガーマップをダウンロードすることもできます。佐世保市を訪れる前に、ダウンロードしておこう! 佐世保観光情報センター 〒857-0863 長崎県佐世保市三浦町21-1(JR佐世保駅構内) TEL:0956-22-6630   佐世保バーガーについての詳しい情報は以下をご覧下さい。   関連URL: http://www.sasebo99.com/sight_sasebo/bgmap.shtml
  • 地獄炊き 2011年01月26日
    地獄炊き
     出張で新上五島町を訪れ、佐世保市へ高速船で渡る予定でしたが、予定よりもちょっと早く港に到着。お腹も空いたな−。何かないかなと辺りを見渡すと、うどん屋さんがありました。ツルツルッと短い時間でも食べられそうなので、迷わずレッツゴー!  向かったのは、新上五島町の北の玄関口である有川港から徒歩2、3分のところにある「うどんの里」というところ。 2004年(平成16)4月に開設された施設で、五島手延うどんについての歴史や製造過程がパネルで紹介されており、申し込むと五島手延うどんの製造体験もできるそうです。  私がめざした建物部分は、名物の五島うどんを味わえる食事処「遊麺三昧(ゆめざんまい)」というお店になっていました。ここは新上五島町を訪れる観光客の交流拠点の場としても利用されているそうです。  さっそく注文。選んだメニューは、伝統の味とされる「地獄炊き」。これまで五島手延うどんはいろいろ味わってきたつもりでしたが、実は、伝統ある「地獄炊き」は初めて。本場の味が楽しみです。  目の前に現れた「地獄炊き」は本当にシンプルでした。器にかつおぶしと薬味、それから卵を割っていれ、出汁と醤油(少々)を入れて混ぜ、つゆの準備は完了。さあ、いただきまーす!と思ったらお店の方が、 「出汁はアラの出汁ですよ。」と教えてくれました。 出汁はてっきりアゴ(トビウオ)だと思っていたら、アラ(クエ)なんですって!? 高級魚ですよね。  アゴとアラの出汁の違いは、味音痴の私には残念ながらあまりわかりませんでしたが、香りがあって深く味わいでした。出汁だけ飲んでみると魚の香りも感じましたよ。贅沢な気分でいただけました。  地元の方が、第50代横綱 佐田ノ山の出身部屋・境川部屋のちゃんこをヒントにして考えられたという「五島ちゃんこ」を教えてくれました。今回は時間がないけど、次回、新上五島町を訪れた時には絶対味わいたいっ!  今度はいつ来ようか、ワクワクを胸に、帰りの船へと向かいました。 五島手延うどん協同組合 〒857-4211 長崎県南松浦郡新上五島町有川郷428-31 TEL:0959-42-2655   関連URL: http://www.goto-udon.jp/
  • カステラ 2010年12月22日
    カステラ
     長崎のお土産といえば、まず「カステラ」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。  卵を泡立てて小麦粉、砂糖(水飴)を混ぜ合わせた生地をオーブンで焼いたものです。水飴を使うと、焼き上がった時のしっとり感が出るといわれています。近年では、抹茶やチョコレート、黒糖、チーズなどを加えて味付けされたカステラも製造・販売されており、バラエティな味を楽しめるようになりました。  もともとのルーツは、パン・デ・ローとよばれるポルトガルのお菓子で、まるい形をしたスポンジケーキです。南蛮貿易をとおして日本に伝わりました。実は、原型とされるお菓子は、カステラとは製法が異なっています。カステラは日本に伝わってから、日本で独自に発展してきた洋菓子なのです。  ちなみに「カステラ」の語源は、スペインのカスティーリャ王国に由来するといわれています。 カステラの歴史  カステラは、どういう経緯で現在に至っているのでしょうか?  もとを辿っていくと、1543年(天文12)にポルトガル人が種子島に漂着したことに始まると考えてみると面白いかもしれません。  種子島に漂着したポルトガル人を案内したのは、中国の貿易商・王直だといわれています。王直は、当時東シナ海に勢力をふるっており、五島の福江島に活動拠点を持っていました。1549年(天文18)に五島から平戸に移り、松浦隆信から邸を与えられ、平戸にポルトガル船を手引きし、日本における南蛮貿易の橋渡しをしたといいます。  東シナ海の海上交通・交易の要所となった平戸には、1550年(天文19)以降、ポルトガルやスペインとの貿易により、南蛮文化が伝わりました。その際に、パン・デ・ローとよばれるポルトガルのお菓子も宣教師から伝わったといわれています。  平戸には、カステラを卵黄にひたして高温の蜜であげ、グラニュー糖をまぶした「カスドース」というお菓子があります。卵の風味と上品な甘さを堪能できます。「ドース」はポルトガル語で「甘い」という意味。つまり、「castela doce」で“甘いカステラ”となります。カスドースは、平戸市のお土産屋さんで購入できます。  南蛮貿易は、その後平戸から横瀬浦(現西海市)、長崎へと移りました。そして1624年(寛永元)頃に福砂屋(ふくさや)でカステラが作られ始めたといわれています。その後、日本人向けに改良を重ね、現在に至っているそうです。こんな風に歴史的背景やルーツを見ていくと、ひと味違う感じがするから不思議ですね。  カステラは、“かすていら”“カステーラ”“カスティーラ”“カステイラ”などとも表記され、長崎県内のお土産屋さんには必ず並んでいる定番のお菓子です。  また近年では、大河ドラマ『龍馬伝』ブームの中、亀山社中が製造販売を計画したというカステラのレシピに基づいて忠実に再現されたカステラも登場しました。幕末のカステラと現在のカステラを食べ比べてみるのも楽しいですね。 長崎県内のお土産屋さんでは必ずといっていいほど購入できます。
  • 対馬のいりやきそば 2010年11月24日
    対馬のいりやきそば
     しんなりしたキャベツとこんにゃく、味のしみた歯ごたえのある鶏肉、そしてつなぎを一切使わず、100%天然のそば粉を用いた対州そば。対馬では「いりやきそば」というメニューで味わうことができます。スープは鶏肉で出汁をとったもので、少々甘いしょうゆ味という印象でコクがありました。  驚くほど鶏肉に味がしみていて、食べごたえがあり、そばにも弾力がありました。あっという間に食べてしまうと、スープも飲み干してしまうほど独特の味がありました。  散策の途中にも、気軽に食べられることもあり、しかも体は中からポッカポカになれる食べ物です。  もともと対馬では、農地が少なく、米がほとんど採れなかったため、山の斜面を利用して蕎麦が各地で栽培されていました。中国の雲南地方から朝鮮半島を経て対馬に伝わったといわれています。  小麦粉などのつなぎ粉や卵、山芋などのつなぎを一切使わないので、そば独自の風味が広がり素朴な味がいっそう引き立ち、香りが高くコシがあると食通の方々にも評判です。    対馬ではそばをメニューに扱っているお店などで味わうことができます。  対馬に来たら、一度は食べてみてくださいね!
  • 対馬バーガー 2010年11月24日
    対馬バーガー
     対馬市厳原町は、10万石の城下町風情をはじめ、万松院や金石城跡、県立対馬歴史民俗資料館、朝鮮通信士に関わる史跡など散策して回れる場所がたくさんあります。しかし歴史スポットを散策してると、どうしても途中で小腹が空いて困りませんか?  そんな対馬で、ちょっとの時間で食べて元気に散策できる食べ物を見つけました。今注目されている「対馬バーガー」です。  対馬の特産品を活かして若者向けに開発されたという対馬バーガーは、肉と海産物が一緒に味わえるというハンバーガーです。ひじきが練り込まれたひき肉と、バターと醤油で味付けされ鉄板で焼かれたイカがパンとレタスに挟まれているのです。  いったいこれはどんな味になるのか?と思って食べてみると、普通においしい!  ひじきや肉、イカの味がそれぞれに独立しているわけでなく、味も歯ごたえもバランスがとれていて実に美味しいのです。目をつぶって食べてみると、イカはエノキかと間違うくらいに似た歯ごたえで、食感自体も楽しめます。  旅には、その地域の特色を活かした食べ物に出会うことも欠かせません。そういう意味では、こんなにも手軽に食べることができて、地元の新鮮な産品を味わえるというのはうれしいですね。1個550円と少々高い感じがありますが、作り置きではなく、注文後に作られるため、新鮮で美味しく、ボリュームにおいても満足できますよ。  また現在では、「とんちゃんバーガー」も人気がでています。この「とんちゃん」とは、戦後、上対馬町在留韓国人が伝えたといわれる韓国風焼き肉のことで、その後上対馬の各精肉店が工夫を重ね、豚の肩ロースをしょうゆ、みそ、砂糖、ニンニク、ごま油などを調合した甘めのたれに漬け込んで日本人好みの味付けにされました。今では上対馬のソウルフードとして親しまれており、数々のB級グルメコンテストにも出場し、注目を集めています。  このとんちゃんをトマトとレタスと一緒にパンで挟んだバーガーは、にんにくのスパイスも効いており、散策で疲れた体も思わず回復!今後のグルメについても、対馬は目が離せません。対馬へ旅するのが楽しみですね。 対馬バーガー KiYo(キヨ) 地図に位置する「対馬屋台横丁」ビルの1階入ってすぐ右側にある「対馬バーガー KiYo(キヨ)」で販売されています。   営業時間:11:00〜23:00 定休日:月曜 TEL:0920-52-0873   近くには長崎県立対馬歴史民俗資料館や金石城跡、万松院、厳原八幡宮神社、雨森芳洲や陶山訥庵の墓など徒歩で5分程度の史跡がたくさんありますよ!