たびながコラム

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ちゃんぽんを作ろう!

〜長崎の郷土料理(8) 中華編〜

 長崎の代名詞ともいえるほど全国的に有名な「ちゃんぽん」は、野菜たっぷりでヘルシーな料理です。

 ちゃんぽんが長崎に登場したのは明治時代。中国料理店を営む福建省出身の陳平順さんが、華僑の人びとや勉学に励む中国人留学生のために、安くてボリューム満点のおいしい料理を提供したいと考案した麺料理がルーツといわれます。この新メニュー「ちゃんぽん」は、安さと味の良さが評判を呼び、長崎じゅうに広まりました。

 ちゃんぽんの語源は、福建で挨拶代わりに使われる言葉、「ご飯は食べた?」という意味の「吃飯(シャポン)」だといわれています。

 いろいろな素材をミックスさせて新しいものを生み出すことを「ちゃんぽん!」という言葉で形容することがあります。ちゃんぽんは、もはや料理だけにとどまらず、大衆文化のひとつになっていきました。

 春夏秋冬、いつ食べてもおいしいちゃんぽん。長崎っ子は月に2〜3回はちゃんぽんを食べるのだとか。中華なべひとつでできる手軽さもうれしい母の味でもあります。

 今回は、ちゃんぽんの作り方をご紹介します。

材料(1人分)

・ちゃんぽん麺 1玉   ・豚バラ肉の薄切り 25g   ・いか 25g   ・はんぺん(赤と緑) 10g   ・牡蠣(またはアサリ) 15g   ・芝エビ 10g   ・たまねぎ 20g   ・キャベツ 30g   ・キクラゲ 1/4枚   ・もやし30g

○調味料

・ラード(またはサラダ油) 小さじ1   ・ガラスープ 400cc   ・塩 少々   ・薄口しょうゆ 小さじ2   ・酒 少々   ・コショウ 少々   ・ごま油 少々

○用意するもの

・ちゃんぽんの器、中華なべ

作り方

(1) 材料を食べやすい大きさに切りましょう。

豚バラ肉は一口大に、いか・はんぺん・たまねぎ・キクラゲは短冊切り、キャベツはざっくりと切りましょう。牡蠣は塩水で汚れを洗い落とします。芝エビは殻を取って身だけにします。もやしはひげ根を取り除いて水洗いしておきます。

(2) 材料を炒めましょう。

 中華鍋を熱して、ラード(またはサラダ油)を入れましょう。豚バラ肉、たまねぎ、えび、はんぺん、キャベツ、もやしをさっと炒めてスープを加えます。ひと煮立ちしたらイカを加えて、酒、薄口しょうゆ、塩、コショウで味付けをします。

(3) チャンポン麺をゆでましょう。

 (2)にちゃんぽん麺を加えましょう。

 麺をほぐしながら、残りのキクラゲ、牡蠣を入れてひと煮立ちしたら、火を止めてごま油を入れます。

(4) 盛り付け♪

 完成です。お好みでチャンポンに白コショウをかけて、さぁ、いただきましょう!

★調理のポイント★
  1. ガラスープですが、長崎のスーパーでは"ちゃんぽんの素"なるスープが売ってあります。市販の中華スープでも代用できます。
  2. 関東で「はんぺん」と言えば、白くて四角いもの。でも、長崎で「はんぺん」と言えば、赤と緑の鮮やかな細長いものをいいます。長崎の郷土料理にはかかせない材料となっています。
  3. 牡蠣やアサリ、エビやイカなどの全部の魚介類がそろわなくても大丈夫です。チャンポンは、冷蔵庫にある材料で手軽に作れるのも魅力のひとつです。
参考文献


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