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五島観光歴史資料館

 長崎県の西部“五島列島”の南西部に位置する五島市。今回は、「お城かな?」と見間違うような外観の建物『五島観光歴史資料館』に行ってきました!

 五島観光歴史資料館は、1989年(平成元)、江戸時代最後の築城となった福江城(石田城)跡に開館。この資料館の場所は、福江城跡・二の丸の位置にあたるそうです。周りの石垣は、福江城の築城当時のものがほぼそのまま残っているので、風情ある景色がいたるところで目にできます。

 現在、福江城跡の敷地には、資料館のほかに県立五島高校、文化会館、図書館が立ち並び、五島市の文化ゾーンといったところかな! こんな環境にある資料館って、うらやましいね。

 早速、五島観光歴史資料館に入ってみよう!

 五島観光歴史資料館では、郷土の歴史や文化遺産の紹介をはじめ、古代から現在までの五島の姿がわかるように展示されています。五島の観光名所や祭りについても知ることができます!

 1階には、五島の自然や史跡、観光スポット、特産品の情報がわかる観光検索・ガイドコーナーがあり、「自然ゲーム」「歴史ゲーム」など子どもも楽しみながら、五島の歴史に触れることができます。その先にはハイビジョンシアター、そして、歴史や民俗に関する古文書・図書を収蔵している資料研究室があります。

 通路には、五島市の今と昔がわかる写真パネルが展示されており、1962年(昭和37)の福江大火以前の様子など貴重な写真も見ることができます。(季節によって展示替えをしています)

 2階は、古代から江戸時代までの五島市を知ることができるフロアです。展示物に映像を交え、より深く知ることができます。五島列島のなりたち、弥生時代の遺跡・遺物、遣唐使に関する資料や映像、キリシタン文化・教会、五島氏の歴史など、このフロアだけでも十分満足できるほどの資料が揃っています。

 

 遣唐使・倭寇コーナーの映像は、日本と大陸とをつなぐ位置にあった五島列島の歴史を知る意味でも是非とも見てほしいです! また200年以上前に黄島の庄屋に寄宿した僧がもっていたといわれる弘法大師作の仏像手形、五島藩8代藩主・五島盛運(もりゆき)〜9代藩主盛繁(もりしげ)の時代に絵師として仕えた大坪玄能に関する資料など、見ごたえありです。

 

 館内では、映像資料が充実しています。パネルの文字を読む時間がなくても、映像を観ていくだけでもよくわかりますよ!

 3階は民俗・芸能、捕鯨、農耕に関する資料が揃っています。このフロアで目を惹くのが、「五島の祭り」です。

 五島市に伝わる民話や伝説を題材として、本土最北の青森から日本の西果て“五島”にネブタが導入されました。

 また1月の第3日曜日に豊作・無病息災を祈願しておこなわれる「へトマト」の最後に現れる大草履も大迫力です。

 圧巻なのは、思わず近寄って見入ってしまう「念仏踊り」(写真上から2番目)の衣装。もともと悪霊を追い払うための踊りですが、福江の「チャンココ(写真左と左から2番目)」は約800年の歴史があります。嵯峨島の「オーモンデー(写真真ん中)」はヨーデルのような口調に合わせて踊り、玉之浦の「カケ(写真一番右)」は鎧、兜をつけた姿が残り、富江の「オネオンデ(写真右から2番目)」は、腰みのを身につけ刀を差して踊ります。地域によって違いがあるのが実に面白い! 五島列島に息づいている念仏踊りは、南方系や大陸系を想像させるような独特の雰囲気があります。

 大陸への果てしない旅路に向かう遣唐使の人々を見守り続けた歴史を持つからかもしれませんね。とにかく、五島市でしか見ることができない資料が揃っています。

 またところどころに設置されている体験コーナーも楽しみのひとつです!3階の端では「チャンココ」衣装を着て記念写真を撮ることができます。死角になりそうな場所ですので、ぜひこっそりと・・・。はい、チーズ!!

五島観光歴史資料館

■入館料

一般220円、高校・大学生170円、小・中学生110円

[団体(20人以上)の場合]

一般180円、高校・大学生140円、小・中学生90円

■開館時間

1月〜6月:9:00〜17:00

7月〜8月:8:30〜18:00

9月〜12月:9:00〜17:00

※入館は閉館時間の30分前までです

■休館日

12月29日〜翌年1月3日、12月1日〜4月30日の毎週月曜日 

■住所

長崎県五島市池田町1番4号

■お問い合わせ:0959-74-2300

 

 長崎県の西部、五島列島の南西部に位置する五島市。五島市の重要港湾として海の表玄関となっている福江港から、徒歩で5分程度です。

 

URL:http://goto-rekisi.jp/


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