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島原城

 島原城は、1624年(寛永元)、松倉重政(まつくらしげまさ)が7年の歳月をかけて築いたものです。安土桃山期の築城様式を取り入れた壮麗な城でした。以来、松倉氏、高力氏、松平氏、戸田市、再び松平氏と4氏19代の居城として輝きました。

 明治の御一新で、城壁だけを残して解体されてしまいましたが、島原市民の支援もあり、現代に復元された島原城は、観光スポットとして人気を集めています。

 さっそく天守閣に行ってみよう!

現在の島原城

 復元事業によって、1960年(昭和35)にまず「西の櫓」が、続いて1964年(昭和39)には「天守閣」が再び姿をあらわしました。このとき館内を資料館として整備し、収集した史料を「キリシタン史料」「郷土資料」「民俗資料」と各階ごとに分けて公開しました。

 1972年(昭和47)には「巽(たつみ)の櫓」が復元され、郷土出身者で文化勲章受賞者である北村西望(きたむらせいぼう)氏の彫塑を展示した「西望記念館」が開館しました。

 さらに1996年(平成8)、敷地内に「観光復興記念館」も開館しました。

 

 天守閣の1階では、キリシタン関係の資料や文物を中心とした「キリシタン史料」コーナーとなっています。島原の乱にまつわる貴重な史料も数多く展示されています。

 2階は「郷土資料」。島原城関連の文物を中心に、松平家の家宝や太刀、数々の藩主に関連した史料を見ることができます。なかでも島原藩では医学が進歩しており、当時おこなわれた人体解剖の際に描かれた解剖図も、貴重な史料として展示されています。

 3階には、郷土の庶民生活に関する「民俗史料」が展示されています。当時の庶民の生活に関わる史料をはじめ、島原で製作されてきた眉山焼などが展示されています。

 日本国内の城の紹介や祭事の写真などが紹介されている休憩室と観光・物産コーナーをあがると、島原の街並みを360度パノラマで眺めることができる天守閣・展望所があります。島原の街並みはもちろん、平成の雲仙普賢岳噴火災害によって形成された溶岩ドーム「平成新山」や、遠くは熊本県まで見渡すことができます。

西望記念館・観光復興記念館・民具資料館

 日本彫塑界の巨匠で、文化勲章を受賞した郷土出身の芸術家・北村西望氏の米寿を祝し、代表作品約60点を展示した施設「西望記念館」です。

 作品を見てみると、人物の表情が実にいきいきとしており、いまにも動き出すんじゃないかと思うほどリアルな雰囲気を醸し出しています。

 また有名な作品のひとつに「平和祈念像」がありますが、その原型や完成に至るまでの過程を知ることができます。

 島原城を訪れるなら、この「西望記念館」もオススメですよ。お見逃しなく!!

 

 「観光復興記念館」では、雲仙普賢岳噴火災害の歴史や実態の紹介をはじめ、島原の歴史や文化、観光名所などを映像や史料で紹介しています。1階の映像ホールでは、ワイドスクリーンで噴火活動の経過などを15分程度で上映しています。

 この記念館を訪れると、島原のことをもっと深く知ることができます。

 

 また「民具資料館」では、明治期から昭和にかけての暮らしが偲ばれる、懐かしい民具の数々が展示されています。

島原城の楽しみ方

 島原城天守閣の入り口では、武士や町娘、忍者、坂本龍馬に扮し、歌ったり踊ったりしながら、入場者の方々を迎える姿が目につきます。観光客の方々に声をかけ、一緒に武士や忍者の衣装を着て記念写真を撮ってくれるんですよ。この演出を楽しまれる方も多く、一緒に写真を撮る方もどんどん増えているそうです。

 大人用から子供用まで、武士や忍者の衣装が多数そろっており、無料で扮装体験を楽しむことができるようになっています。この演出も島原城での思い出づくりのひとつとして、ぜひ体験してみてくださいね。

(財)島原城振興協会

長崎県島原市城内1丁目1183-1

TEL:0957-62-4766

[開館時間]

午前9時から午後5時30分

[入館料]

大人520円、小中高生260円、団体(30人以上)は個人の2割引

[駐車場]

一般車両310円、大型バス1,050円、小型バス520円

URL:http://www.shimabarajou.com/


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