たびながコラム

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小浜歴史資料館

 小浜歴史資料館は、築160年の本多湯太夫(ゆだゆう)邸跡を歴史的文化遺産として保存・活用しています。

 「本田湯太夫」の歴史や功績を紹介する湯太夫展示館と、小浜の歴史や交通、温泉を紹介する歴史資料展示館の2つの施設にわかれています。

 小浜温泉の歴史を詳しく見てみよう!

本多家の門

 1871年(明治4)、島原城の城門のうちのひとつを本多家が買い受け、現在地に移し建てたものです。

 1624年(寛永元)に完成した島原城は、安土桃山式城郭建築の粋を集めた城で、本多家が買い受けた城門は、田町門か先魁門のどちらかではないかといわれています。

湯太夫の歴史、湯太夫展示館

 本多家初代の親能(ちかよし)は、1614年(慶長19)に三河から小浜にやってきました。島原藩主・松平忠房から温泉の取り締まりと管理を命じられ、親能の三男・親次(ちかつぐ)を初代湯太夫とし、本多家は代々湯太夫を引き継ぎました。

 9代目西男(にしお)は、温泉場の発展のために自費で埋め立て工事を行い、交通網の整備し、湯せんぺいや小浜焼など名産品の開発にも力を注ぎ、現在の小浜の発展を築きました。

 湯太夫展示館には、本多家湯太夫の歴史や本多家に伝わる品々をはじめ、小浜焼などが展示されています。小浜焼は、1902年(明治35)に本多親基(ちかもと)が陶器類の製作を手がけたことから始まり、わずか2代で途絶えたものです。

 また9代目西男は、長崎の豪商・小曽根乾堂(こぞねけんどう)の子・星海(せいかい)と親交があり、彼が西男に宛てた手紙なども展示されています。

歴史資料展示館

 歴史資料展示館に入ると、昭和時代を思い出させるようなレトロな雰囲気に包まれます。つい懐かしくなるような看板などを見ていると、同時に楽しさもこみ上げてきます。

 1920年(大正9)には温泉軽便鉄道、翌年には小浜鉄道株式会社が創立され、1938年(昭和13)に解散するまでの歴史や、小浜温泉にゆかりのある人物などが紹介されています。小浜鉄道にまつわる品々も展示されおり、鉄道好きでなくともついつい夢中になって見はまってしまうかも!

源泉・さむらい小屋

 施設内には、1944年(昭和19)に掘られた源泉もあります。現在では、源泉温度・湯量が日本一といわれる小浜温泉の温泉熱を活用してバイオディーゼル燃料を製造する施設もつくられています。家庭や飲食店等で発生する使用済みの食用油を化学反応によって粘性や引火点を低くして、ディーゼルエンジンで使用できるようにした燃料です。

 また敷地内には、弘化年間(1844〜1848)に島原藩の藩士に貸していたといわれる「さむらい小屋」が復元されています。

 

 2010年(平成22年)2月、小浜歴史資料館から徒歩で2、3分のところに日本一長い足湯「ほっとふっと105」がオープンしました。風情ある町並みを眺めながら、小浜の湯と歴史を堪能してください。

小浜歴史資料館

長崎県雲仙市小浜町北本町923-1 地酒屋 湯町酒屋前

TEL:0957-75-0858 

 

[営業時間]

9:00〜18:00(最終入館17:30)

[休館日]

月曜日(定休日が祝日の場合は翌日休) 

[入館料]

100円(小学生以下無料)

[駐車場]

10台


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