たびながコラム

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緑のトンネル

夕陽が美しいことでも知られる小浜温泉(雲仙市)。そこから車で10分程度のところの海辺に「緑のトンネル」とよばれる道路があります。

 この木々の緑に包まれたトンネルは、2010年公開の映画「悪人」のロケ地のひとつに選ばれました。祐一と光代のふたりがスカイラインで逃亡しているシーンでこのトンネルを通ります。

 昼間、太陽の光が漏れるこのトンネルは、鉄道遺構です。両脇の切り立った岩は、5年半もの歳月をかけて岩場を切り開いてつくられたものです。

 雲仙・小浜が国際的な観光地として賑わっていた当時、1920年(大正9)に温泉鉄道、翌年には小浜鉄道が開通しました。両社は合併して「雲仙鉄道」となったのち、1938年(昭和13)に廃線となりました。現在、線路跡は道路として利用されていますが、この緑のトンネルに象徴されるように、鉄道遺構がところどころに残っており、当時の面影を見ることができます。

 諫早市から小浜温泉へ向かって車で約45分ほど走ると、千々石町(ちぢわちょう)に着きます。千々石町から県道201号線に右折して海沿いに進みます。道幅が狭くなりますので、歩行者や対向車には十分注意し、スピードを落としてゆっくり運転してくださいね。



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