たびながコラム

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地獄炊き

 出張で新上五島町を訪れ、佐世保市へ高速船で渡る予定でしたが、予定よりもちょっと早く港に到着。お腹も空いたな−。何かないかなと辺りを見渡すと、うどん屋さんがありました。ツルツルッと短い時間でも食べられそうなので、迷わずレッツゴー!

 向かったのは、新上五島町の北の玄関口である有川港から徒歩2、3分のところにある「うどんの里」というところ。

2004年(平成16)4月に開設された施設で、五島手延うどんについての歴史や製造過程がパネルで紹介されており、申し込むと五島手延うどんの製造体験もできるそうです。

 私がめざした建物部分は、名物の五島うどんを味わえる食事処「遊麺三昧(ゆめざんまい)」というお店になっていました。ここは新上五島町を訪れる観光客の交流拠点の場としても利用されているそうです。

 さっそく注文。選んだメニューは、伝統の味とされる「地獄炊き」。これまで五島手延うどんはいろいろ味わってきたつもりでしたが、実は、伝統ある「地獄炊き」は初めて。本場の味が楽しみです。

 目の前に現れた「地獄炊き」は本当にシンプルでした。器にかつおぶしと薬味、それから卵を割っていれ、出汁と醤油(少々)を入れて混ぜ、つゆの準備は完了。さあ、いただきまーす!と思ったらお店の方が、

「出汁はアラの出汁ですよ。」と教えてくれました。

出汁はてっきりアゴ(トビウオ)だと思っていたら、アラ(クエ)なんですって!? 高級魚ですよね。

 アゴとアラの出汁の違いは、味音痴の私には残念ながらあまりわかりませんでしたが、香りがあって深く味わいでした。出汁だけ飲んでみると魚の香りも感じましたよ。贅沢な気分でいただけました。

 地元の方が、第50代横綱 佐田ノ山の出身部屋・境川部屋のちゃんこをヒントにして考えられたという「五島ちゃんこ」を教えてくれました。今回は時間がないけど、次回、新上五島町を訪れた時には絶対味わいたいっ!

 今度はいつ来ようか、ワクワクを胸に、帰りの船へと向かいました。

五島手延うどん協同組合

〒857-4211

長崎県南松浦郡新上五島町有川郷428-31

TEL:0959-42-2655

 

関連URL:http://www.goto-udon.jp/



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