たびながコラム

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コーヒー伝来の地長崎から

長崎スコーコーヒーパークとは

 大村市にある長崎コーヒーパークには、日本初の観光コーヒー園として、約300坪の大温室に200本余りのコーヒーの木が育成されています。ここで栽培、収穫されたコーヒー豆は、上質な海外産の豆とブレンドされ「寿古珈琲」としてお土産に、ギフトにと人気があります。そして敷地内にあるレストラン「スコーズ」では、コーヒーをはじめ、温室で栽培されるコーヒーやバナナなどを活用して作られた料理を味わうこともできるのです。  いったいどんな料理を味わうことができるのでしょうか?

“見る・楽しむ”日本初の観光コーヒー園

 長崎スコーコーヒーパークでは、観光コーヒー園としてどんなことを経験できるのか?コーヒーの観光といってもピンとこない方もいると思います。

 コーヒーの木に囲まれたスペースに設置されたステージの上で、社長自らが浪曲など唄をまじえながら、コーヒーと人との関わりの歴史や日本に伝わったコーヒーの歴史などを芝居形式でわかりやすく教えてくれます。現在では当たり前のように飲んでいるコーヒーですが、飲用のための豆として完成される以前には果実を食べていた歴史もあります。話を聞きながら、栽培からすべてが手作業で仕上げられたという世界で初めてのコーヒー果実のジャムを味わうことができます。このジャムは果実を残したままの状態で、日頃飲んでいるコーヒーからは想像できないほど甘いジャムに仕上がっています。飲むことに慣れている私たちにとっては、食べるコーヒーに対しては初めての味で、驚きがあり新鮮に感じます。

 また楽しい話を聞いている間には、コーヒーが入ったオリジナルカステラやこだわって作られたコーヒーのキャンディなどここでしか味わえない商品を試食することができます。下手に資料やパネルでコーヒーの歴史や成分を知るよりも、楽しみながらコーヒーを実際に味わい知るという観光コーヒー園の内容は、多くの観光客に喜ばれています。

 このお芝居は、通常15名以上の予約で行われています。お気軽にお問い合わせください。

日本においてのコーヒー

 長崎に港を開いた大村純忠は、南蛮貿易を積極的に行いました。その後オランダ商館が平戸から長崎に移され、西洋との窓口は長崎に限定されました。

 そして1641年(寛永18)、コーヒーはオランダから日本に伝えられたといわれています。当時長崎出島に持ち込まれ、大坂、江戸へと伝わりました。

 西洋との貿易に熱心だった大村純忠の領地であった大村市に、これだけのコーヒーが育てられ、そして商品化されているというのは面白いことです。国内においても長崎スコーコーヒーパークは、国内コーヒーのパイオニア的存在ともいわれています。

 現在は、コーヒーの果実ジャムやパパイヤジャム、コーヒーカステラなどコーヒーの栽培だけにとどまらずオリジナル商品も開発・販売され、多くのファンを作り続けています。大河ドラマ「龍馬伝」にちなみ、当時のコーヒー豆の調査を行い、幕末期に飲まれていたコーヒーを再現した龍馬伝珈琲も飲むことができます。

 温室の中のコーヒーの木は、4月から9月にかけては、ジャスミンに似た芳香を持つ純白の可憐な花を咲かせます。またブーゲンビレアも育てられており、11月から5月くらいの間、温室を鮮やかな色に染め、多くの人が見物に集まります。

 “見せる・楽しむ”観光コーヒー園よりも“魅せる・楽しむ”観光コーヒー園といえそうですね。

食べるコーヒー・飲むコーヒー

 敷地内にあるレストラン「スコーズ」では、オリジナルコーヒーをはじめ、食べるコーヒーのメニューがあり、好評を得ています。リピーターも多いというコーヒーピラフをいただきました。最初は“いつも飲むコーヒーの味や香り”がイメージとしてありますが、いざ運ばれていくると、まったくその印象がありません。深い味わいがあって、説明されないとコーヒーが入っていることすら忘れてしまいます。上にのっている肉は口の中でとけるように柔らかくなっているのですが、これもコーヒーを入れてじっくり煮込まれたものなんです。リピーターが多い理由もうなずけます。このレストランでは、コーヒーだけでなく、温室で育てられたバナナやパパイヤも料理に使用されています。

 食後に長崎スコーコーヒーパーク産オリジナルのコーヒーをいただきました。シーボルトが日本に持ち込んだといわれるコーヒーカップに形状を似せて作られたものだそうで、コーヒーが日本に伝わった当時を想像できる絵が描かれています。

 飲み物であるコーヒーには、カフェインが含まれていますが、それ以外の多くの成分についてはほとんど解明が進んでいないのが現状です。しかし、近年の研究によって制がん作用をもち、老化防止や糖尿病抑制などと効果があることが伝えられています。

 古くは、疲労回復のためとしても果実を食べていたという歴史もあるといわれています。長崎スコーコーヒーパークの飲物だけでなく食べ物にも活用する独自の取り組みはとても興味深いですね。またコーヒーや一部の商品については空港の売店などでも購入できるものもありますが、長崎スコーコーヒーパークに訪れないと味わえないものばかりです。

(有)中島珈琲本社
 長崎スコーコーヒーパーク

長崎県大村市寿古町813-1

TEL:0957-55-4850

FAX:0957-55-3811

【営業時間】

●スコーコーヒーパーク:10:00〜17:00(年中無休)

●カフェ&レストランスコーズ:10:30〜22:00

(定休日:毎週木曜日)

※木曜日が祝日の場合は他の曜日に振替

 

長崎スコーコーヒーパークの商品は、公式サイトからもお求めいただけます。

 

関連URL:http://suko.ocnk.net/



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