たびながコラム

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同窓会

 宅間孝行さん演じる映画プロデューサー南と永作博美さん演じる妻の雪は高校時代からの初恋を実らせて、見事ゴールイン!しかし子どもには恵まれず、女優と不倫の真っ最中。南は、ある日妻の雪に離婚話を切り出し、あっさりと離婚成立。だがその昔、男性たちのあこがれのマドンナだった雪への南の裏切りを知った高校時代の仲間たちは、大激怒。そんな時、かつてのクラスメイトの石川えりから、雪の体に異変が起きたことを聞いた克之は、彼女のために高校の同窓会を計画するのでした。

 南と雪たちが過ごした高校時代の舞台は、島原市。

 恋敵のひとりであった入山が、なぜか「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の「勇気を出して初めての告白」に出演してしまう場面では島原城や商店街で撮影され、南と雪が挙式を挙げる際には島原カトリック教会で撮影がおこなれています。

 また同級生との思い出として記憶の中に残っている風景も現在の島原市のあちこちで撮影が行われました。

 南と雪が結婚式を挙げた島原カトリック教会は、1612年(慶長17)から1658年(明暦4)の間に島原半島一帯で殉教した数万人にもおよぶキリスト教信者を記念し、祈りの家として建てられたものです。

 猛島神社は、1618年(元和4)に松倉豊後守重政公が、森岳城(現島原城)を築くまで、森岳大権現として祀られたといわれています。

 また夏祭りに撮影された八幡神社は、諸説ありますが、神功皇后が高来(たかぎ)郡の悪る者を征伐されたときの陣所跡に建立され、御神徳を崇め奉ったのが八幡神社の起りともいわれています。島原の乱後に島原藩主になった高力忠房は、神社佛閣の再建に務めたといいます。

 

 “勘違いは人生最高の悲劇であり喜劇である”

 実際、このコピーから始まるこの映画は、途中で勘が働く方は、結末を予測できるかもしれません。しかし涙あり、笑いありで観た後にすっきりする映画に仕上がっています。永作博美さんや宅間孝行さん、中村獅童さんら豪華キャストが島原弁で話しているのも新鮮で、見応えがあります。

 このようなストーリーが、いかにも“島原市らしい”景観の中で展開するというのも、面白いかもしれませんね。



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