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新たなご当地グルメ「大村あま辛黒カレー」

カレーが町おこしの主人公になったわけ

 国民食の一つにも挙げられるほど、日本の食文化に定着してしまっている外来料理「カレー」。大村市ではカレーを起爆剤とした町おこし活動が拡がりを見せています。なぜカレーなの?と思う方もいるでしょうが、それにはしっかりとした理由があったんです。

 大村といえば、日本で初めてキリシタン大名となった領主・大村純忠らが、1582年(天正10年)にローマへ4名の少年を中心とした「天正遣欧使節」を派遣したことで有名です。また長崎の大村〜小倉へと続く長崎街道を通り、砂糖をはじめ様々な物や文化がこの地を通って全国へ広がりました。
大村市の発展を思い描く地元の有志は、その使節団が帰国の途中に立ち寄ったインドで、カレーに使われるスパイスを持ち帰った事に着目して、新たな名物となるカレーを創作し、広く県内外にアピールすることにしました。

新たなご当地グルメ「大村あま辛黒カレー」とは

 大村市の新名物「大村あま辛黒カレー」の特徴は、大村市の食材と歴史がたくさん盛り込まれ、大村の地(黒土)で育つ野菜やフルーツをふんだんに使っています。
口に運んだ時にはやわらかな甘さが広がるのですが、その後から辛さが追いかけて来ます。口の中で「フルーティーな甘さ」と「スパイシーな辛さ」が交互にやってくる、不思議な味わいのカレーです。

地元愛が生み出すバリエーション

 この「大村あま辛黒カレー」は、ボランティア団体「大村あま辛カレーうまか隊!」によって、B-1グランプリなど多くのイベントで提供され、ぐんぐんと知名度を上げていきました。

 また県内では、地域振興に賛同する大村市内の飲食店10店舗で食べられます。

 「地元で育った野菜やフルーツを使用」「フルーティーな甘さとスパイシーな辛さが繰り返される味わい」「大村市北部特有の黒土をイメージさせる黒いカレールゥである」などの認定条件を踏まえた上で、各店ともオリジナリティー溢れる一品に仕上げています。

 ひとつとして同じものがない「大村あま辛黒カレー」。オフィシャルサイトでは探検MAPも提供されていて、2013年1月にはハングル訳版も登場。食べ歩きして制覇するのも楽しいですよ。



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