ながさき歴史の旅

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歴史発見ドライブルート



壱岐風土記の丘


オモヤ・ホンマヤ

オモヤ・ホンマヤ

 母屋(オモヤ)の中に入ると、すみずみの至るところにまで人のぬくもりが感じられ、江戸時代の暮らしの空気を実感できました。それもそのはず、こういった民家風の復元建物が多いなか、この母屋は旧富岩家、つくりものではなく実際に使用されていた家なんです。

掛木古墳

掛木古墳

 また、家を子にゆずった老夫婦が住む隠居や、ホンマヤ(納屋)・モヌオキ(物置)と呼ばれ、作業場を兼ねた農具置き場、穀物倉庫などが復元されています。
 この「壱岐風土記の丘」は、平成元年度の「ふるさと創生」事業で誕生した歴史公園です。地域にのこる文化遺産を整備し、まちづくり景観資産として一般に公開されています。

百合畑古墳園

百合畑古墳園

 また、この施設をスタートとして、5つの古墳群を散策する歴史散策コースもあります。のんびり歩きながら、壱岐の古墳時代を想像してみよう!


※「壱岐風土記の丘」界隈は、「テーマで歩く歴史散策」のコーナーで詳しく紹介します。
電話番号:0920-43-0809
入館料 :大人200円、小人100円
開館時間:午前8時30分〜午後5時
休園日 :年末年始


イルカパーク


インストラクターの解説付きトレーニングも見学できるヨ!!

インストラクターの解説付きトレーニングも見学できるヨ!!

 どのイルカも人になついていてかわいらしく、顎の下や口元を触らせてくれます。「もっと触って!」と言わんばかりに寄り添ってくるイルカに、意志疎通ができている気がして、思わずニンマリ。慣れてくると、口の中や歯にも触らせてくれるよ!
 ふれあい体験は別途料金がかかります。受付は先着順で1回限定6名までですが、子どもたちを優先することもあるそうです。参加できないことがあるかもしれませんが、イルカたちが疲れちゃうので我慢してくださいね。

5月はイルカの鯉のぼりがあがってます!!

5月はイルカの鯉のぼりがあがってます!!

電話番号:0920-42-0759
入館料 :大人200円、小人100円
開館時間:午前8時30分〜午後5時
※ふれあい体験の料金については、イルカパークにお問い合せください。


ウニ

ウニ割りの作業

ウニ割りの作業

 観光スポットとしても知られている「左京鼻」や「はらほげ地蔵」がある島東部の八幡半島では、ウニ漁、ウニ割り、洗う作業を見ることができます。
 “ウニ割り”は、ウニを割って中の身を取り出します。日光に当たると鮮度が落ちるため、朝早い時間帯と夕方以降におこなわれます。取り出した身の中には、食べられないものも混ざっていますので、“洗う”作業が必要となります。

海水で洗ったばかりのウニ

海水で洗ったばかりのウニ

 次の“洗う作業”では、ウニの内蔵に残っている砂などを取り除くために、海水を使って洗います。水道水を使用すると、身が痩せて鮮度も落ちるからです。こんなに手間をかけてるなんて知らなかった!!海から離れて洗う場合には、わざわざ海水を運んできて使うという徹底ぶりです。こうしてウニの鮮度と美味しさを守っているのです!


ウニ割りの作業工程

ウニ割りの作業工程


ウニのぼっかけ

ウニのぼっかけ

 ウニの料理には大きく2つあります。ひとつは、あたたかい御飯の上に生ウニをのせて醤油をかけ、新鮮なウニを味わう「ウニのぼっかけ」。もうひとつは、生ウニと醤油だけで炊き込む「ウニ飯」で、ウニの風味と香りを味わう方法です。

ウニ飯

ウニ飯

 ウニをお土産で買って少々時間が経ってしまったとしたら、炊き込むウニ飯がオススメです。
 ウニ漁は5月から9月までで、ウニが一番美味しい時期だけ採取しているといいます。
 これも安心して食べられる理由ですね。


原の辻展示館・原の辻遺跡
卜骨(ぼっこつ)

卜骨(ぼっこつ)

 原の辻遺跡は、壱岐島の東南部に位置する大規模環濠集落で、「魏志倭人伝」に記載された「一支国(いきこく)」の中心地です。
 楕円状の集落を取り巻く環濠の規模は東西約350m×南北約750mで、外濠が囲む面積は約24万平方メートルです。遺跡から出土する豊富な交易品は、海を越えて船着き場へとたどり着いたと考えられます。

原の辻展示館の様子

原の辻展示館の様子

 原の辻展示館には、この当時のまつりと暮らしを支えた道具や身を飾る装飾品、墓に埋葬する際の副葬品など貴重な遺物が展示されています。“土器パズル”のコーナーでは、土器片の組み立てに挑戦してみよう。バラバラの状態で発掘された土器の破片をひとつずつ組み合わせていき、ひとつの土器を完成させるという、歴史好きな人には何とも楽しいパズルです。歴史を証明していく過程のひとつに関わることで、もっと深く太古のロマンに惹かれていくこと間違いなしです!

原の辻展示館の様子

原の辻展示館の様子

 原の辻展示館は2009年8月31日で閉館し、壱岐市立一支国博物館が開館する2010年春まで見ることができなくなりますので、ぜひともこの夏に訪れたい場所のひとつです。

※ 魏志倭人伝・・・中国の正史『三国志』の中の「魏書」に書かれている東夷伝の倭人の条の略称。正式な名称は「『三国志』魏書東夷伝倭人条」といいます。2,008文字の中に、当時の壱岐「一支国」についての記述が57文字あります。
電話番号:0920-45-4080
入館料 :無料
開館時間:午前9時〜午後5時
休館日 :年末年始
URL :http://www.pref.nagasaki.jp/haru/


万葉公園


万葉公園からの眺め〜原の辻遺跡がみえる〜

万葉公園からの眺め
〜原の辻遺跡がみえる〜

 現存する最古の和歌集『万葉集』には、遣新羅使一行が詠んだ歌145首が、旅行記のように収められています。そこにでてくる雪連宅満(ゆきのむらじやかまろ)は、新羅へ渡る途中に壱岐で病死しました。同行者たちが詠んだ彼への挽歌9首も含まれます。
 万葉公園には、次の挽歌を刻んだ碑が建っています。

万葉公園からの眺め〜原の辻遺跡がみえる〜

万葉公園からの眺め
〜原の辻遺跡がみえる〜

 「石田野(いわたの)に宿りするきみ、家人(いえびと)のいづらとわれを、問はばいかに言わむ」
 これは、石田野に葬られたあなたのことを、帰りを待つ家族に聞かれたら、なんと答えたらいいのだろうという意味で、同僚の死を悼む思いが伝わってきます。



筒城七浜


筒城浜海水浴場
筒城浜海水浴場

筒城浜海水浴場

 白沙八幡神社の前にある浜であることから、別名で「宮の浜」とも呼ばれています。環境省選定「日本の快水浴場百選」「日本の渚100選」にも選ばれています。またこの砂浜を含めた周辺は散策コースとしても人気があります。


大浜海水浴場
大浜海水浴場

大浜海水浴場

 遠浅で大きな波が立ちやすいので、サーファーにも人気があります。


錦浜海水浴場
錦浜海水浴場

錦浜海水浴場

 神功皇后が三韓出兵の際に、ここで錦の衣を干したという伝説に由来しています。この浜では、ダイビングやジェットスキーなどの申し込みが出来ます。

これら3つの海水浴場では遊泳ができますが、以下の4つ浜では遊泳できないので注意してね!



小浜
 瀬で区切られた、七つ浜のなかで一番小さい砂浜です。


小松浜
「小松と作助の悲恋物語」に由来します。浜から陸地側にはいると、小松と作助の墓があります。
〜小松と作助の悲恋物語〜
昔々、唐津の商家に小松という器量良しの看板娘がいました。手代の作助は、小松に恋いこがれていました。 小松は彼と一生連れ添うことはできないと、壱岐へ逃れ、乙島の老夫婦にかくまってもらいました。一方、諦めきれない作助は、小松の後を追って壱岐へやってきました。そのことを知った小松は、逃げようとしますが、とうとう見つかってしまいます。とっさに作助の目の前で、小松は海に飛び込んでしまいます。助けようと作助も飛び込みましたが、二人とも溺死していまいました・・・。
小松と作助は、少し距離を置いて、葬られました。いずれも自然石を積んだ質素な墓が二人の墓です。


乙島の浜
 壱岐空港の滑走路東側に突きだした岬の中にあります。満潮時には浜が隠れてしまうこともあります。


唐瀬浜
 唐船を伏せた形に似ている唐船矢台崎にちなんで、こう呼ばれるようになりました。この浜では、弥生時代から古墳時代初頭のものと思われる石棺が発見されています。


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