ながさき歴史の旅

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歴史発見ドライブルート

第2回 韓国に一番近い島「対馬」

旅のおともは、仲良しリュウくんと『旅する長崎学12』だよ!  

 長崎県内の歴史を探っていく旅のドライブルートを紹介していきます!
 注目エリアは『対馬』、日本で3番目に大きい島です。広いので、今回の旅は「韓国に一番近い島」をテーマに、島の北半分(上島)をめぐります。
 あれ、読み方がわからないって?「つしま」って読むんだよ。まずは、対馬の場所をチェックしておこう!
 必携アイテムは、『旅する長崎学12』です

対馬の位置 対馬へのアクセス  対馬をドライブする 体験プログラムを利用する
今回、一緒に旅をしてくれたゲスト・キャラクターは
今月のゲストキャラ「やんこもくん」
「対馬観光ガイドの会やんこも」マスコットキャラクターとして
活躍している「やんこもくん」です。
「やんこも」は対馬の方言で、「たくさん、何度も」の意味。
対馬に何度でもお越しください、たくさんご案内しますよ、
という歓迎の意志がこめられています


今回のドライブルート

対馬市地図

スポットの紹介

01対馬空港(対馬やまねこ空港)
対馬空港(対馬やまねこ空港) 島のほぼ中央、風光明媚な浅茅湾(あそうわん)を望むことができるところに対馬空港はあります。標高97mの高さに造成された山岳空港。初めて飛行機で訪れる人は、山の中に突っ込むような着陸にちょっとビックリするかもしれません。これから始まる対馬の旅に、ワクワク感が高まります。
 福岡空港から30分、長崎空港から35分、あっというまに到着です。今回はこの対馬空港から出発です!
02万関橋(まんぜきばし)

万関橋(まんぜきばし)  明治33年(1900)、日本海軍によって、艦船の通り道として人工的に開削された瀬戸がここです。中国東北部(満州)と韓国の支配をめぐり、明治38年(1905)に日本の連合艦隊とロシアのバルチック艦隊が対馬沖で戦った日本海海戦のとき、日本の水雷艇部隊はこの瀬戸を通って出撃し勝利に貢献しました。
 対馬の上島と下島を結んで架けられた万関橋の上からは、すばらしい景観や渦を巻く潮流を眺めることができ、観光客も車を停めて、しばし時を過ごします。
 駐車場の横にある休憩所は、石屋根になっていましたよ。対馬独特の文化ですね。
 ※「龍馬と真之にまつわるながさき情報局」も開設中。見てね!

万関橋からの眺め 石屋根でできた休憩場
万関橋からの眺め 石屋根でできた休憩場
03円通寺
円通寺 14世紀半ばから倭寇(海賊・商人集団)の激増に悩んでいた朝鮮は、室町幕府や西日本の有力大名に倭寇の取り締まりを要請しました。そのころ対馬の実質的な支配者となった宗氏も、見返りに朝鮮貿易の利益を期待し、15世紀初期には宗貞茂(さだしげ)が倭寇の取り締まりをはじめました。宗氏は15世紀後半には朝鮮貿易の支配権とともに島内統治を確立していきます。
 貞茂は島の東岸の佐賀(さか)に館を構え、貞盛(さだもり)、茂職(しげもと)を経て、貞国(さだくに)が府中[現在の厳原(いずはら)]に移るまで、佐賀は対馬統治の中心でした。それまで宗氏の菩提寺とされた円通寺には宗家墓地があります。また、朝鮮の意匠にデザインされた円通寺の梵鐘は、県の文化財に指定されています。
04網代の漣痕(あじろのれんこん)
網代の漣痕(あじろのれんこん) 通称「さざなみの化石」ともよばれています。
漣痕とは、水流や気流、波浪が作り出した自然の芸術で、さざなみのように見えるのでこのようによばれます。幾何学模様をデコボコに刻んでいる岩盤から水の流れの方向がわかりますが、なんといっても時の流れを物語っている自然の力に驚きです。
05日露友好の丘
日露友好の丘 明治38年(1905)、対馬沖で撃沈されたロシア・バルチック艦隊の水兵143人が上陸しました。
対馬の農夫2人は水兵たちを井戸へと案内し、助けました。水兵たちが水を飲んだり、顔や衣服を洗ったという井戸は、今の記念碑の下に残っています。

詳しく見る 

06三宇田海水浴場(みうだかいすいよくじょう)
三宇田海水浴場(みうだかいすいよくじょう):対馬観光物産協会提供
対馬観光物産協会提供
 平成8年に「日本の渚・百選」の認定を受けた海水浴場です。対馬では珍しく、天然白砂の浜です。エメラルドグリーンに透き通る海の色とのコントラストが目にもさわやか。隣には本格的な設備を整えたキャンプ場もあり、ロケーションは最高です。
07韓国展望所・朝鮮国訳官使殉難之碑・豊砲台跡
韓国展望所 元禄16年(1703)、対馬に向けて釜山を出発した108人乗りの訳官使船が天候急変にあって遭難するという事故がありました。訳官使とは、対馬藩主の慶弔や外交の実務交渉のため、朝鮮から対馬に派遣されていた使節のことです。韓国までわずか49.5キロ。天気が良い日には釜山市の町並みを望むことができるこの場所に、日朝の善隣外交を支えた訳官使を追悼するための碑が建てられています。
 隣には、朝鮮の古代建築様式を取り入れて建造された韓国展望所もあります。展望所の中には、地理的にも歴史的にも深い関係にある対馬と朝鮮のこれまでの交流を紹介するパネルが展示されています。
 ここは、今回の旅のテーマである“韓国に一番近い島”を感じることができる場所かもしれません。
※この界隈は、「テーマで歩く歴史散策」のコーナーで詳しく紹介します
08異国の見える丘展望台
異国の見える丘展望台 韓国が見えるもうひとつのオススメスポットです。目の前に広がるパノラマは雄大そのもの。天気が良い日には、釜山市の町並みが望めます。
 6〜7月には5kmに渡ってアジサイの花が咲き乱れ、アジサイロードとよばれています。
09棹崎公園(さおざきこうえん)
棹崎公園(さおざきこうえん) “国境の島”の宿命・・・。国防の最前線でもあった対馬には、砲台跡が点々と存在します。この棹崎公園も、元々は戦時中に築かれた棹崎砲台の跡です。昭和11年に着工し、昭和13年に竣工しました。45口径14cmカノン砲4門の砲台で、砲座、弾薬庫、観測所などがあったそうです。
日本最北西端到達証明書棹崎公園(さおざきこうえん) 現在は、第3放射跡に棹崎燈台が設置され、釜山市を望む展望台や日本最北西端の地、自然椿園、キャンプ場などが整備され、憩いの場となっています。棹崎公園を訪れると、「日本最北西端到達証明書」がもらえるんですよ。
※証明書は棹崎公園敷地内にある対馬野生生物保護センターの窓口で発行しています。

 

10対馬野生生物保護センター
対馬野生生物保護センター 棹崎公園の敷地内にある対馬野生生物保護センターにやってきました。いよいよ、やまねこちゃんに会えるんだね。
 日本に生息する野生のネコは2種類。イリオモテヤマネコとツシマヤマネコです。ツシマヤマネコは、約10万年前、陸続きだった大陸から渡ってきたと考えられています。近年は生息環境の悪化や交通事故などで、生息数が激減しています。
 このセンターでは、ツシマヤマネコをはじめとする野生生物の生態や現状についての解説、野生生物保護への理解を深めてもらうための普及啓発活動や希少野生生物の保護事業などを実施しています。

センターに入る  動画を見る

11峰町歴史民俗資料館
鹿笛(峰町歴史民俗資料館展示) いきなり問題! さて、これは何でしょう? 答えは、昭和60年(1985)の「佐賀貝塚」の発掘調査で出土した『鹿笛(しかぶえ)』。縄文時代に狩猟道具として使われていたもので、対馬に暮らす人々の様子を知る貴重な発見です。

資料館に入る

12和多都美神社(わたづみじんじゃ)
和多都美神社(わたづみじんじゃ) 和多都美とは海神(わたつみ)のことです。この和多都美神社は、ヒコホホデミノミコト(彦火火出見尊)とトヨタマヒメノミコト(豊玉姫命)を祀る海宮で、海神神社の一の宮として古くから竜宮伝説が残されています。本殿正面の5つの鳥居のうち2つは、海中にそびえ、潮の干満によってその様相を変えます。遠い昔の神話の時代を感じさせる神秘的な神社です。

神話の世界へ

13神話の里自然公園
神話の里自然公園 神話の里自然公園は、和多都美神社のすぐそば。ふれあい交流の棟、オートキャンプ場、チビッコ向けの遊具がある芝生広場があります。
 ふれあい交流の棟は、囲炉裏を囲む昔ながらのたたずまいで、休憩場所や研修所として利用されています。
14烏帽子岳展望台
烏帽子岳展望台からの眺め 360度ぐるりと見渡せる展望台です。ここから見える浅茅湾(あそうわん)は、リアス式海岸として知られています。幾重にも連なる山々と海に浮かぶ大小無数の島々が織りなす光景は、いつまで眺めていても飽きることがありません。まるで大自然に抱(いだ)かれているような心地よさがあります。
 あぁー、気持ちいい〜。
◎お土産

お土産

 知る人ぞ知る、ひそかなブームをよんでいる対馬の蜂蜜のヒミツを教えちゃいます。貴重なのでなかなか手に入らないお土産かも。

対馬蜂蜜のヒミツ

参考文献
取材協力
イルカパークの詳細を表示 壱岐風土記の丘の詳細を表示 住吉神社の詳細を表示 郷ノ浦港の詳細を表示 月読神社の詳細を表示 壱岐安国寺の詳細を表示 原の辻展示館と原の辻遺跡の詳細を表示 万葉公園の詳細を表示 白沙八幡神社の詳細を表示 筒城七浜の詳細を表示 網代の連痕 棹崎公園 三宇田海水浴場 韓国展望所 和多都美神社 円通寺 神話の里自然公園 烏帽子岳展望所 万関橋 対馬空港 対馬空港 異国の見える丘展望所 峰町歴史民俗資料館 異国の見える丘展望所 対馬野生生物保護センター 和多都美神社 神話の里自然公園 烏帽子岳展望所

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