「あなたへ」2羽の雀が飛び立つ灯台

 2012年(平成24年)8月25日に封切られた映画「あなたへ」は、高倉健さんが6年ぶりに出演(主役)し、夫婦の愛と人々のさまざまな人生を丁寧につづった感動の映画です。また、いぶし銀の演技が魅力的だった大滝秀治さんの遺作となった作品でもありました。
 内容は亡くなった妻の遺骨を故郷の海へ散骨するため、富山から長崎までの1200キロを自家製のキャンピングカーで旅する一期一会のロードムービー。長崎でのロケは殆どが平戸ですが、作品の中で大きな役割を果たす「白い灯台」は、伊王島にあります。

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同窓会

 宅間孝行さん演じる映画プロデューサー南と永作博美さん演じる妻の雪は高校時代からの初恋を実らせて、見事ゴールイン!しかし子どもには恵まれず、女優と不倫の真っ最中。南は、ある日妻の雪に離婚話を切り出し、あっさりと離婚成立。だがその昔、男性たちのあこがれのマドンナだった雪への南の裏切りを知った高校時代の仲間たちは、大激怒。そんな時、かつてのクラスメイトの石川えりから、雪の体に異変が起きたことを聞いた克之は、彼女のために高校の同窓会を計画するのでした。

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「ラストサムライ」冒頭シーンの美しい島々

 「ラストサムライ」は、2003年(平成15)、アメリカ・ニュージーランド・日本合作映画で、日本を舞台に日本人と武士道を描いた作品です。
 主なロケ地は姫路市で、戦闘や村のシーンなどはニュージーランド、街中のシーンはハリウッドのスタジオで撮影されました。
 しかし、この映画の冒頭のシーンに登場する海と島々の遠景は、佐世保市の九十九島が使われているのをご存知ですか?

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69 sixty nine

 1987年(昭和62)に出版された長崎県佐世保市出身の作家・村上龍さんの小説で、2004年(平成16)に公開されました。
 映画と演劇とロックの一大イベント“フェスティバル”を企画し、好きな女の子の気をひくために当時流行っていたバリケード封鎖をし、警察やマスコミが乗り出す大騒動に発展するなど一見無茶苦茶に思えますが、熱い青春を送る高校生たちが描かれています。
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寅さんの声が聴こえてきそう・・・平戸

 1977年(昭和52)に公開された映画「男はつらいよ」第20作“寅次郎頑張れ!”では、平戸島がロケ地に選ばれ、ところどころに歴史スポットが登場しています。
 とらやに下宿する青年・良介(中村雅俊さん)が、近所の食堂で働く女性・幸子(大竹しのぶさん)に恋をします。そこで、寅さんが愛のキューピッド役を買ってでますが、うまく気持ちを伝えることができずに、良介はとらやで自殺未遂までやる始末。
 田舎に帰った良介を心配して、寅さんが様子を見に来た島というのが、平戸島でした。
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大瀬崎断崖・大瀬崎灯台

 長崎出身の作家・吉田修一原作で同名映画の「悪人」の中で、妻夫木聡さん演じる祐一と深津絵里さん演じる光代が逃避行の果てに逃げ込んだ“地の果ての灯台”のロケ地が、この大瀬崎灯台です。
 大瀬崎灯台は、1879年(明治12)に竣工した歴史ある施設で、『日本の灯台50選』の一つに選ばれています。老朽化したため、最初の灯台は解体され、1971年(昭和46)に現在の灯台に生まれ変わりました。旧灯台は東海科学館に展示されています。
 またこの大瀬崎には、1898年(明治31)に無線電信機を備えた旧海軍の望楼(ぼうろう)が設置され、日露戦争時の1905年(明治38)にロシアのバルチック艦隊発見の報「敵艦隊見ユ」を受信したことでも知られています。
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7月24日通りのクリスマス(長崎市内)

 長崎出身の作家・吉田修一さんの小説「7月24日通り」を原作とした映画「7月24日通りのクリスマス」が2006年(平成18)に公開されました。
 この映画は、大沢たかおさんと中谷美紀さんのW主演で話題となり、ポルトガルのリスボンと長崎市を中心にロケが行われました。
 中谷美紀さん演じる長崎市に住むOLが、幼い頃から読んでいる少女漫画の影響を受け、頭の中で長崎の街をポルトガルのリスボンの街に置きかえて毎日を過ごしています。が、街の風景を、近年の長崎を題材にした映画にはない見せ方で撮影しているのが特徴で、面白いところです。

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和多津美神社

 対馬市にある和多都美(わたづみ)神社は、本殿正面に海、裏手には森という神秘的な神社です。本殿正面の5つの鳥居のうち2つは、海中にそびえ、潮の干満によってその様相を変えます。
 遠い昔の神話の時代を感じさせる神秘的な神社で、訪れる人々を今でも魅了しています。
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緑のトンネル

 夕陽が美しいことでも知られる小浜温泉(雲仙市)。そこから車で10分程度のところの海辺に「緑のトンネル」とよばれる道路があります。
 この木々の緑に包まれたトンネルは、2010年公開の映画「悪人」のロケ地のひとつに選ばれました。祐一と光代のふたりがスカイラインで逃亡しているシーンでこのトンネルを通ります。
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真知子岩

 雲仙はかつて外国人の夏のリゾート地として国内外に広く知られていました。当時の外国人の長期滞在型の旅のスタイルに合わせて、雲仙には洋式のホテルや旅館が次々と開業し、日本初のパブリックコースであるゴルフ場も誕生しました。
 もとは“温泉”と表記して“うんぜん”と読ませていましたが、1934年(昭和9)に日本初の国立公園に指定された際、ほかの温泉地と混同しないように、現在の表記「雲仙」に改められました。

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