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終了 【古楽コンサート】出島のカピタンやオランダ通詞も聴いたかも?! 「笛の楽園」無伴奏リコーダー・リサイタル(濱田芳通氏の長崎初公演)

2011年04月18日

 出島時代の西洋音楽〜生命力あふれる笛の調べで甦る〜

 1641年、オランダ商館が平戸から長崎の出島に移され、その後開国までの200年余り、出島は日本でたったひとつ、西洋との窓口となりました。出島にはオランダ船がさまざまな貿易品とともに西洋の文化をもたらしました。音楽もそのひとつで、当時、出島では笛やビオラが演奏されていたそうです。オランダ人のカピタン(商館長)、日本の役人やオランダ通詞たちは、きっと当時の西洋音楽に耳を傾けていたことでしょう。

 さて、ちょうど長崎に出島が誕生したころのオランダでは、ヤコブ・ファン・エイクという音楽家が活躍していました。彼がヨーロッパで大流行していた歌曲や舞曲に装飾を加えたり、即興演奏したものを記録した曲集が《笛の楽園》。その技法は当時の人々に多大な影響を与えました。出島で奏でられた曲の中にも、彼のフレーズがあったに違いありません。

 そんな出島の当時の雰囲気を甦らせる今回のコンサートは、ヨーロッパの中世・ルネサンス〜初期バロック音楽の演奏・解釈にかけての第一人者であり、国内外での演奏活動のほか、映画音楽を手がけるなど、幅広く活動を続ける濱田芳通氏による無伴奏リコーダー・ソロ・プログラムです。《笛の楽園》をはじめ、バッハの無伴奏組曲など、出島時代の西洋音楽が名手、濱田氏の手によってイキイキと輝き甦る瞬間を、ぜひ長崎の地で体感してください。

■日 時:平成23年6月2日(木)19時開演(18時30分開場)
■会 場:旧香港上海銀行長崎支店記念館 多目的ホール(長崎市松ヶ枝町4-27)
       大浦天主堂下電停・バス停から徒歩3分
■料 金:3,000円(全自由席)
■問合先:アントネッロ長崎公演事務局
        電 話:090−9565−7420(大石)
        メール:a.concert.nagasaki@gmail.com
         ※チケットは長崎浜屋プレイガイドでもお求めいただけます。

★濱田芳通氏のプロフィール★
 わが国初の私立音楽大学、東洋音楽大学(現東京音楽大学)の創立者を曾祖父にもち、音楽一家の四代目として東京に生まれる。桐朋学園大学古楽器科卒業後、スイス政府給費留学生として、バーゼル・スコラ・カントールムに留学。コンチェルト・パラティーノ、アンサンブル《PAN》、アンサンブル《ラ・フェニーチェ》のコンサート及び録音に参加するなど、ヨーロッパ各地で活躍。また、映画「利休」及びアニメ「耳をすませば」「テガミバチ」の音楽、大河ドラマ「信長」「秀吉」に出演するなど、知られざるバロック以前の音楽や楽器を広めるべく、幅広い活動をおこなっている。東京藝術大学リコーダー科講師を歴任。古楽アンサンブル「アントネッロ」主宰。アントネッロは、長崎とゆかりの深い「天正遣欧使節」の音楽も手がけています(CD発売中)。

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