注目トピックス

ホーム > 注目トピックス > 終了 【イベントin東京】新作能「長崎の聖母−夏の版−」

終了 【イベントin東京】新作能「長崎の聖母−夏の版−」

2007年05月24日

セルリアンタワー能楽堂 特別企画公演

 この夏、長崎原爆の日8月9日に、原爆犠牲者の霊を慰め、あわせて世界の恒久平和を祈る能「長崎の聖母」が、東京で上演されます。

 この「長崎の聖母」の初演は、平成17年11月、長崎の浦上天主堂において、「−秋の版−」として上演されました。今回は原作の「−夏の版−」としての再演(グレゴリオ聖歌隊も出演)ですが、能舞台での初演となります。

【あらすじ】
 昭和20年、8月9日・・・長崎原爆投下。
 あの日からはや62年。津和野からの巡礼者(ワキ)が浦上の丘に登れば、聖堂は高くそびえ、聖歌の声があたりに満ちていた。旅人の前に、よしありげな老女(シテ)が二人の乙女(ツレ)を伴い、夕べのミサのために坂道を上ってくる。
 巡礼者が言葉をかけると、被爆者の老女であった。原爆の日のことが、昨日のように思い出され、そぞろに涙にくれている。
 老女らは、被爆の日の有様を語って聞かせる。一瞬の閃光、瓦礫と化した天主堂。見渡すかぎり黒煙と炎に包まれた長崎。助けを求めさまよう人々。
 その夜、誰とも知らぬ信女が一人、かいがいしく、傷ついたものらを助け慰めた。夜が明けてみれば、信女の姿は見えず、後には白百合の花一輪だけが残った。もしやその信女はマリアの化身だったのでは・・・と語る。不審に思った旅人に、我らは被爆者の霊と告げ、信女らの影は消え失せる。
 やがて、修道僧(アイ)が原爆の三錠を語るうちに、アンゼラスの晩鐘が鳴り響く。
 人々の祈りとキリエエレイソンの歌声が響くなかに浮かび上がった姿は、被爆者の霊か、聖母マリアか。破壊と争いの世を打ち捨てた犠牲者は、今こそ天国に、永久の命と平安を得よと、復活の舞を舞いつつ、聖母の姿は昇天する。

■作/多田富雄
■振付・演出/清水寛二
■出演者/下記の関連ページをご覧ください

●日時:平成19年8月9日(木)
●時間:第一部 午後2時開演(午後1時15分開場)
      第二部 午後7時開演(午後6時15分開場)
●場所:セルリアンタワー能楽堂〔東京都渋谷区桜丘町26番1号B2F〕
      電話:03-3477-6412
●料金:S席(正面)12,000円、A席(脇正面)10,000円、B席(中正面)8,000円
●チケット申込み:
     Bunnkamuraチケットセンター 03-3477-9999
     チケットぴあ 0570-02-9988
※ご宿泊やお食事付きのセットプランチケットをご希望の場合は、セルリアンタワー東急ホテルにてお求めいただけます。(問合せ先:ホテルフロント 03-3476-3000)

関連ページへ


アンケート

コメント