古代より「海の道の要」として、また「日本の窓口」として、大海原のむこうにある異文化の国々と交流してきた長崎県の歴史はとても多彩で個性豊かです。
魏志倭人伝に一支国の名で登場する壱岐、遣唐使船の日本最期の寄港地であった五島、日朝外交・友好の重責を担った対馬、西洋との架け橋となった平戸・長崎、キリシタン文化が華開いた島原半島、さらに、日本の近代化のさきがけとなった産業の遺構など、長崎県には歴史を物語る文化財などが数多く残り、この地を舞台に繰り広げられた先人たちの歩みをいまに伝えています。そして、これらの歴史や文化をつくってきた人々のドラマと、その舞台となった地に息づく文化のいぶきが、私たちの心を捉え、旅へといざなう魅力になるのです。
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