海の道編

海が舞台、島が主役 - 長崎県の島々は多島海の都 - 。
海の彼方に異国がある。海の向こうには異人たちが住む。そして、海を渡る人々がその文化をとりもった。先人たちの足跡をふりかえれば、日本史上の重要な転換はすべて、海からもたらされたといっても過言ではない。
日本で最も“しま”の数が多い長崎県。日本の西の果てにあるが、東アジア世界の中心に位置する。いにしえより、日本と大陸を結ぶ“海の道”には、長崎県の島々が飛び石のように存在し、アジアの息遣いを敏感に感じながら、大きな役割を果たしてきた。
さあ、魅力あふれる長崎県の島々へ漕ぎ出そう!