長崎学WEB学会
Nagasaki Studies Society on the Web
三川内焼
Mikawachi Ware
三川内焼 その7 椋尾菊蔵作 白磁虎置物(1)
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[図2 同 裏]
三川内皿山は、江戸時代から緻密な作品作りを得意としてきた歴史があり、明治時代になってもその流れは継承されました。細部のつくりまでこだわった精緻な造形作品がある一方で、この虎置物のように細かな技法よりも全体の雰囲気と存在感を大事にした表現手法が、明治になると多く見られるようになります。
決して、手を抜いているわけではありません。瞳は凹ませ、呉須で黒色を点じています。足の裏側では、普段見えない部分であるにもかかわらず、指を一本ずつ立体的に表現しています。
無釉の底部には、「明治七 戌年六月日 三川内山 椋尾菊蔵 作之」という銘が刻まれています。このことから、明治7年(1874)に三川内の陶工・椋尾菊蔵がこの虎置物を製作したことがわかります[図3]。
[図3]同 底部
Mikawachi Ware (7): White Porcelain Tiger Figure by Mukuo Kikuzo [1]
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[図2 同 裏]
三川内皿山は、江戸時代から緻密な作品作りを得意としてきた歴史があり、明治時代になってもその流れは継承されました。細部のつくりまでこだわった精緻な造形作品がある一方で、この虎置物のように細かな技法よりも全体の雰囲気と存在感を大事にした表現手法が、明治になると多く見られるようになります。
決して、手を抜いているわけではありません。瞳は凹ませ、呉須で黒色を点じています。足の裏側では、普段見えない部分であるにもかかわらず、指を一本ずつ立体的に表現しています。
無釉の底部には、「明治七 戌年六月日 三川内山 椋尾菊蔵 作之」という銘が刻まれています。このことから、明治7年(1874)に三川内の陶工・椋尾菊蔵がこの虎置物を製作したことがわかります[図3]。
[図3]同 底部







